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岡本太郎「自分の中に毒を持て」×パンデミックを問う

岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」の中にある一部。

【捨てる主義のすすめ】

それは三日坊主でも良いという内容、勿論三日坊主より続く方が良いとは思うのだけど問題はそこでは無く、三日坊主で終わってしまうからやめておこうとか、計画を立てているうちに行動する事をやめたとか、そんな考えを捨てて気まぐれでもなんでも惹かれるものがあるなら本能のままスグに行動をして実行するべきなんだと。

計画性なんてものには拘らず、やってみて続かなかったら続かないで良い。

例えば「日記を書きたい、書こうと思ったら、続くか続かないか、よりも書こうと思った事の方が大事」で、それを続けなければならないと義務に縛られる必要は無い。続かなかったらまた違う計画を立てて実行すれば良い、計画がダメになるということも計画のうちに入るかもしれない。

つまり、様々なバリエーションで自分を試すという計画を持つことにもなる。その方がおもしろい。周りの目を気にしている人ほど実行に移せないでいる、失敗したらどうしようなんて考えて生きていたら時間が勿体ない。

そして、「今はまだ駄目だけど、いずれ」と絶対に言わないこと。

いずれという人に限って、現在の自分に責任を持っていない。生きるというのは瞬間瞬間に情熱を持って現在に充実すること。過去にこだわったり未来でごまかすなんて根性では、現在を本当に生きることはできない。

人間が一番ツライ思いをして生きているのは「現在」

やらなければならない、ベストを尽くさなければならないのは、現在のこの瞬間にある。それを逃れるために「いずれ」とか「懐古趣味」になる。

懐古趣味というのは現実逃避、だから過去だってその時は辛く逃避したんだろうけど、現在が終わって過去になってしまうと安心だから、懐かしくなるんだ。



この岡本太郎さんの本は、
私の生まれた年である1993年に書かれたもの。

2021年のいま、28年前の言葉が古臭く聞こえる部分は否めないが
いまこの世界だからこそ響く言葉が沢山詰まっていました。

上記本文にある三日坊主の話は現在起こっているパンデミックに一見、関係がないように思うのですが私がこの部分を切り抜いてお伝えしたかったのは『時間は戻らない、自分に責任を持って生きる』という事です。

2020年3月から起こったパンデミックから早くも1年半

悲しいことに日本のメディアはいまだに視聴率優先で
マイナスなニュースばかりを報道しています

そして、その情報は嘘では無いにしろ
日本人のメディア信用度が高く
実際にパンデミック状況を悪化させました

毎日のニュースで陽生者数を発表するのであれば
陽性回復者数も同時に発表すれば良いと思う
国民に油断して欲しくない為とは言え度が過ぎる

(そもそもPCR検査に問題があるのだけどそこはお調べください)

実際に国がHPで公表している陽性者の回復者数は
陽性者数を上回っているし、重傷者よりも無症状者の方が多い

なのに何故、国民の不安を煽るような報道ばかりするのか
それを調べていた時に視聴率が1つの理由に上がりました

そして何故、この状況に疑問を持つ人々が少ないのか

この状況に満足しているならそれで良い
でも世界はもっと楽しいはずだし本来の自分を取り戻してほしい

色んな考えの人と話をしていて感じたのは
「コロナが終わったら...」と言ってる人ほど
何にも調べず他人任せに生きていると感じた

本当にこのままでいいのでしょうか?

実際に日本感染症学会のHPにもこのように記載ある

『COVID-19以外の感染症の現況から、パンデミック下であっても「COVID-19の診療と対策だけに囚われすぎないこと」が重要である。』

この世の中に正解なんてものは無いので
自分で行動して自分を信用することを改めて感じてほしい

そして

この世界に歪みがないか、今、この本を取って自分に問いかけたい

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