廃れ

最近はテレビを見る機会がめっきり減った。
僕がテレビを見なくなったのはスマホを買ってからだ。

そんなテレビも2012年3月31日、地上デジタル放送へと完全移行をした。dボタンや赤青黄緑のボタンがリモコンに追加されたのもこの時期だろうか。

当時の僕は、テレビを見ながらリアルタイムで結果を予想できることに衝撃を感じた。賞品のダイソンの掃除機なんかはどうでもよかったくらいに。

だがもう、「お手元のリモコンのdボタンを押して…」
なんて言うセリフはほぼ聞くことが無い。
今dボタンを押して出来る事といったら、天気の確認やめざましじゃんけんくらいだ。

そう、dボタンの有用性はほぼ無いに等しいのだ。

これは他の物だってそうだ。例を上げるとしたら、
ガラケーや和式トイレそして缶切りなどだろうか。

上記の例にある物は全て上位互換がある。
ガラケーならスマホ、和式なら洋式、缶切りはもう缶1つで開けられるように完結している。

僕が思うに、数多ある廃れる要因の内2つは
上位互換の登場、そして流行の終わりだ。

もちろんこれが廃れる要因の全てではないが、
人物も然り、全ての物に共通すると思っている。

じゃあdボタンに上位互換はあるのか?

dボタンの売りは
「さまざまな情報をリアルタイムで得ることができる」
だそうだ。完全にスマートフォンの下位互換だ。

このように更に優秀な物の台頭により、簡単に1つのコンテンツは廃れていくのだ。

これを踏まえ、僕自身が簡単に廃れてしまわないように上位互換が台頭する心配の少ないオリジナリティのあるツイートをしたいのだが何も思い浮かばない。




助けてください






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