見出し画像

ツインソウル、本当はいません。


"ツインソウル"や"ソウルメイト"この言葉の響きは、なんだか、自分は"ひとり"ではない、という気にさせてくれる。誰でも、たとえ家族や恋人がいたとしても、"孤独"を感じるからこそ、この世に、"自分はひとりではない"と思わせてくれる存在を求めるのではないか、と思う。

筆者は、出会った男性に対して、「この人はもしかしたら、ツインソウルかしら?」とか、「この人が、ツインソウルだったらな、、」なんて、ほぼ願望のような思いにふけったりしたこともある。 その度にネットで、ツインソウルの条件を検索していたものである。

そもそもツインソウルとは何か?調べてみると、だいたい以下のようなものをツインソウルと定義するものが多い。

-ツインソウルとは「双子の魂」という意味で、前世から深い関係を持っている人同士が持つ魂のことである。
もともとひとつだった魂が、前世で2つに分かれ、現世でお互いが成熟したあとに出会う運命になっている、というのが、ツインソウルなのだという。

じつに、ロマンチックな話である。こんなお伽話のようなことを聞いたら誰だって、自分にもそんな"魂の片割れ"がいたらいいのにな、なんて思うのではないだろうか。

さて、そのツインソウルを見分ける方法や、特徴もまとめたので、箇条書きであげてみよう。

①ツインソウルの身体的な特徴として、爪や手の形が似ている。また、ホクロの位置が同じということもある。

② 年代も同じことが多く、年の離れた人よりも、年齢が近い相手である可能性が高い。また、誕生日が近い。
これに関しては、逆の説もあり、ツインソウルは必ずしも同年代とは限らず、出会ったときにかなりの年齢差があることもある。

③ お互いに「懐かしい!」という印象を受ける。初対面なのに、以前どこかで会った気がする。

④ 苗字が同じだったり、男女なのに下の名前が同じだったり、同じ漢字が一字入っていたりする。

⑤ 得意なことや不得意なことが同じ場合が多いため、同じ仕事に就きやすい。
これに関しては全く逆の説もあり、相手は自分と真反対の相手で、考え方や価値観が全く合わないことも多いが、そんな二人が一緒に過ごすことが試練であるとする説もある。

⑥ 体臭が同じ。

⑦ 離れていても、相手の感情が手に取るようにわかる。

⑧ 初対面のときに、肩や背中に手で触れられ
ても、嫌な感じがしない。

⑨ 好みだと思っていたタイプとは真逆であるが、魂はとても好きという感覚がある。

だいたい、この条件がツインソウルの特徴のようだ。さらに、ツインソウルと出会うと、どう変化するか?というのもあるので、あげてみたいと思う。

①通常の人が味わうことがない厳しい試練が課される。それは、魂の向上のために、厳しい試練を経験して魂を鍛える必要があるからである。その厳しさはかなりの苦痛を伴う。

②よくケンカをする。お互いの惹かれ合う力があまりに強力なため、相手を支配しようとする力がどうしても働いてしまう。それは、激しいケンカになり、お互いに傷付け合い、周囲も巻き込むため、疲れてしまい、結局は別れてしまう。そのため、結婚まで到る可能性はとても低い。

③ツインソウルに出会うことで運命の輪が回りだす。正しい運命の方向へと変化する。それは、努力を重ねてさまざまな事に感謝し、前向きに人生を捉えることができるため、
運気が上昇していく。

以上がツインソウルについて、一般に言われている事なのだが、まず見分ける特徴についてだが、自分自身の周りにいる人は、なんとなく1つや2つ当てはまるのではないだろうか。好感や共感など、何かを感じとったから、付き合いや親交があるわけで、そもそも、自分に全く関係がなく、興味のない人をツインソウルかどうかなんて、到底思わないだろう。

そして、ツインソウルが出会った後の変化だが、一般的な恋愛となにが違うのだろうか。
別々の他人同士が出会うと、このようなことは、よくある話ではないだろうか。そして筆者は、厳しい試練を乗り越えることで、魂を磨くという、"人生の修行"のために生きているわけではない。

今の筆者は、ツインソウルに出会おうが出会わまいが、どちらでも良いと思う。なぜなら、過去世があったとして、それは今とは関係ないからである。今、自分の目の前にいる大切な人に向き合っていきたいと考えるのである。過去世にも、現世の過去にも、自分はいない。今、この時この瞬間に、人は生きているのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?