見出し画像

10代目シンデレラガール・鷺沢文香の担当をしています (前編)

 この記事は身内向けアドベントカレンダー、20日目の記事(の前半)となります。昨日はいんげんさんが第66回有馬記念(なのか???)について語ってくれました。僕も松平健のギャルゲを結構な数周回したので、有馬記念についてはバッチリ予習済です。


鷺沢文香の担当をしています


簡単な基礎知識解説
担当とは?……アイドルマスターシリーズのファンの総称。アイドルのプロデューサーとなり、アイドルをトップアイドルに導いていくのがゲームの主な目的なので、このような呼ばれ方をしている。
シンデレラガールとは?……アイドルマスターシンデレラガールズ(以降、デレと呼称)の総選挙(いわゆる投票イベント)で1位に選ばれたアイドルに与えられる称号。毎年行われており、今年で10回目の開催となる。
シンデレラガールズとは?......アイドルマスター シンデレラガールズの略称。アイドルマスターシリーズの1つ(ブランドともいう)。ゲームやアニメ、ライブなど幅広い展開を行っているコンテンツ。ゲームも現行のものが2種類あり、モバゲー版の方をモバマス、スターライトステージ(リズムゲー)の方をデレステと呼ぶことが多い。


「鷺沢文香の担当をしております、駄目星と申します。」

画像8


「はい、……はい。お世話になっております。ええ、ありがとうございます!……そうなんですよ、うちの鷺沢を、シンデレラガールに選んで頂けるなんて……」


「ええ、こんな嬉しい挨拶回りなんかをさせて貰って、本当に皆さまには感謝を申し上げる他なく……いえいえ、やはりあのドラマの功績は大きくて……新任の先生役だなんて、彼女にぴったりな役を選んでいただけて……」


「ええ、はい!あのPVも観ていただけましたか! 鷺沢は本当に本が好きなもので、人気小説のPVに出演できると聞かせたときは、毎日そわそわしているような状態で……」











 そんな、アイドルの担当プロデューサーのロールプレイはもちろん楽しいのですが、悲しいことに現実の私はしがない一般サラリーマン。毎日PCに向かい、ああでもないこうでもないと唸りながら、WordとExcelで作られた設計書に中指を突き立てながらキーボードを叩き続ける生活が続いています。そんな味気のない人生に彩りを与えてくれるものこそ、『推し活』ですね。

『担当』と仰々しく言ってはおりますが、誰かに布教活動を行う訳でもなく、一人でゲームやアニメを観てあれはこうじゃないか?とか色々考えたことをTwitterに流したり、同担の方と一緒にオフ会したりとかDiscordに潜って色々お話したりとか、ライブに参戦して打ち上げの飲み会で涙涙の感想戦をし合ったりとかしてるだけです。やってることはオタクの推し活ですね。

 私はこの鷺沢文香さんというキャラクターが大好きなので、地味に、でも楽しく色々な活動をしていました。今年は、シンデレラガールズというコンテンツが発足してから10周年という記念すべき年です。そんな時に、彼女が第10回シンデレラガールに選ばれたのですから、鷺沢文香の担当として、このコンテンツに対してどのような楽しみ方をしてきたのか、何が楽しかったのか? その辺をいくつか語っていければなと思いまして、今回筆を執らせていただきました。


鷺沢文香の魅力 ~ なぜ担当になったのか? ~

画像1

・鷺沢文香の基本プロフィール

年齢 19歳
身長 162cm
体重 45kg
3サイズ 84-54-81
血液型 AB型
趣味 本屋巡り、栞作り
出身地 長野県
CV M・A・O

主なユニット BRIGHT:LIGHTS, 月下氷姫, 星纏天女など


魅力① . 顔が良い (特に瞳が綺麗)

 これをなくして鷺沢文香は語れない。このあと多分、鷺沢文香さんのこんな台詞が良いんだよ~こういう成長があって良いんだよ~みたいな話をしていくかと思いますが、僕が鷺沢文香を好きになった理由の9割は見た目です。キャラクターを好きになる理由なんてそんなんでいいだろうがよ!

画像8

元の素材が良すぎて今まであんまり化粧とかしてこなかったらしい。
化け物か?

 顔が整っているとか、スタイルが良いとかも勿論魅力的なポイントなのですが、やっぱり鷺沢文香と言えばこの特徴的な瞳ですね。基本的に、下から上で明るい青→暗い青に変わっていくグラデーションをしているのですが、瞳孔の紺色の縁取りだったり、ちょっと紫がかった部分や緑に近い青の部分なんかが混在していて、複雑な色の層を見せてくれる。使い古された表現ですが、『宝石みたいな瞳』という表現がぴったりですね。

画像2

[秋興ずる人]鷺沢文香

 だいぶ内気な性格で、それでいて本を読むのが大好きな女の子。そんな彼女は、素顔を見られることが恥ずかしいと思っているようで、以前は前髪を降ろして、(本をいつも読んでいるので)下を向いて、その瞳を隠して生活することが多かったそうです。そんな彼女がアイドルになって、顔を上げる、瞳を見せる機会が多くなった訳で、『シンデレラガールズ』というコンセプト的にもよく出来たキャラクターデザインじゃないですか?と私は思います。


魅力②. 意外と肝が据わってるし、意外と強欲

 鷺沢文香という人間は、いわゆる『文学少女』のイメージ通り、恥ずかしがり屋で内気な性格です。

画像4

シンデレラガールズ劇場『(三回目で入店)』

 ただこの子、妙に肝が据わってる瞬間がいくつもあるんですよね。デレステの世界線だと、スカウトされた翌日にアポなしでいきなり事務所に乗り込んでくるので……。その度胸は素直に尊敬しちゃいます。彼女の場合、一晩中悩んでしっかり考えたうえで出した結論だとは思いますが……。

 彼女は聡い人なので、考えた結果『こうしたい、こうすべき』は分かってはいるんですよね。ただ、どうしても気後れしてしまうタイプなので、誰かに背中を押してもらえたら、と思うことが多い。この作品においてはプロデューサーがその役目に当たるのですが、少し背中を押せば、(ゆっくりながら、でも)しっかりとアクセルを踏んでくれる子なので、そういう意味でも先が楽しみな子ですね。

 また、彼女は『新しい世界にチャレンジ』したくてアイドルになったという風にも言っております。なので、彼女自身が現状に満足できてないからこそ、そのような決断をした……というのも確かです。ただ、本好きな彼女にとって、本の中の世界が満足に値しないものではない、というのは口を酸っぱくして言いたいところです。ここでいう『満足できてない』というのは、本の内側の世界だけでなく、外側の世界も知りたい、という彼女の飽くなき探求心・欲求から来るものですね。

画像5

 『本の内側の世界だけじゃなく、外の世界も取ったる!』というハングリー精神……とまではいかないかもしれませんが、彼女にとってはどちらの世界も魅力的に映っている。そして、お互いの世界を知れば知るほどまた別の世界の魅力に気付くことができる。そういうサイクルが、アイドル鷺沢文香の原動力のひとつなのかなと思っています。

画像6

シンデレラガールズ劇場『書の読み幅』
一番好きな劇場。本の内側の世界と外側の世界の両方を知ることで、
互いの世界の理解が深まっていく。


魅力③. 知識は豊富なのに、割と抜けてるところがある

 そんな本の虫の鷺沢文香ですが、やはり書籍由来の知識は豊富。本好きが高じて大学では文学部専攻です。何が専門なのかは正確にはわかってないですが、洋書とか中国文学とかを原文で読もうとするし、二宮飛鳥の厨二ワードの解説をノータイムでするし、劇場では一般知識といいつつ、結構深いとこまで話してますね。このぐらいは高校世界史の範囲じゃないかって? そうかも……。 ※1

画像7

 (前はギリシア悲劇について調べてるみたいな事言ってたけど、専門あるのかな。まだ学部2年とかだろうし決まってないのかしら)

 そんな聡明な彼女ではありますが、(バレンタインデーなど)催事への関心が薄いあまり※2、ほとんどその中身を知らなかったりと、知識の偏りがあるゆえの勘違いがちょいちょいあったり。また、普段の生活でも抜けているところは多々あり、読書に集中するあまり食事を忘れることもあるらしい。赤ちゃんか……? ※3

 また、普段は口数が少ない彼女ですが、テンションが上がると饒舌なるところも可愛い。饗宴とか5thアニバとか10thアニバとか、会場の熱に当てられて結構大胆な発言が多いのが良いですね。後で思い返してはめっちゃ恥ずかしがってそう。可愛いですね。慌てると語彙力が0になるところも可愛いです。


そんな3つの魅力から、担当になったきっかけ

・アイドルマスターをほとんど知らなかった時期に、友人に勧められてシンデレラガールズのアニメを観た。人間の掘り下げ方がめちゃくちゃ面白いな?と思いハマり始める。
・アニメで可愛かったのもそうだが、アニメを観た時期と同じぐらいに始めたデレステの3Dモデルがメチャクチャ可愛く、鷺沢文香さんが気になり始める (魅力①)
・友人に3rdライブのLVに連れていってもらい、橘ありすのin factで情緒がメチャクチャにされる。ライブにハマる。
・勢いでモバマスも始める。モバマスで鷺沢文香の絵とかテキストを読む。見た目や、たまに抜けてるところが可愛いだけ(魅力③)じゃなくて、意外と芯のある子だな……と思い始める (魅力②)。 
・鷺沢文香というアイドルが、これからどんな姿を見せてくれるのか気になる~~~~って強く思うようになった。そこから始まった気がする、担当の道が。


後編に続く

 鷺沢文香さんの魅力、担当になった理由をいくつかお話してきたところで、だいぶ文量が多くなってきました。そのため、本筋の『担当としてやってきたこと』は後編の記事でお話しようかと思います。

 この文章を通じて、少しでも鷺沢文香さんの魅力が伝わっていれば、鷺沢文香担当冥利に尽きます。みんなも担当活動、しよう!

後編の記事はこちらになります。



※1 多分本当はもう少し詳しいのだと思うが、知識をひけらかすようなタイプの子でもないので……あとシナリオ書いてる方がそんなに詳しくないんだろうと思うので……

※2 書を読んでいると、いつの間にか季節が過ぎてしまうとの談。

※3 本人も流石に気を付けてはいるらしい。ただ、アイドルになってからは少しずつ食事にも興味を持ち始めているようで、良かったな……という気持ち。自分のことに関心が薄いだけで、何でもかんでもガサツという訳ではないよ!仕事は凄く丁寧にやるから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?