東証P(6503) #三菱電機、株価急落続くので決算見直してみたの巻
✅東証P(6503)三菱電機 Q3決算
■Q3累積業績
◽増収増益☀
Y/Y 売上+6.1%、営利+36.2%、経利31.7%、
純利33.6%
◽進捗率: 上方修正後で営利67.4%、経利70.1%
◽ 空調・家電やFAシステムでの市況変動影響などはあるが、自動車機器事業が大きく改善し、売上高・営業利益ともにQ3として過去最高を更新☀
◽自動車機器事業の営業利益は、23年度Q2に続いて23年度Q3および23年度Q3累計ともに黒字に転換☀
◽売上「為替円安の影響や価格転嫁の効果などにより☀」
◽利益「セミコンダクター・デバイス部門で減益🌧だが、他部門で増益☀」、なおFAシステムはリチウムイオンで減益も自動車事業の増益に救われている
◽営業利益率「売上原価率の改善などにより、前年同期比1.3ポイント改善の5.9％☀」
◽売上原価率「為替円安の影響に加え、価格転嫁の効果などにより、前年同期比1.9ポイント改善☀」
◽販売費及び一般管理費「前年同期比664億円増加し、売上高比率は前年同期比0.4ポイント悪化🌧」
■今期業績予想
◽まま(増収増益)
Y/Y 売上+3.9%、営利+25.8%、経利21.5%、
純利21.5%
◽コンセンサス経利△0.3%🌧
◽Q4為替前提: 米ドル 145 円(前回公表比+5円）、ユーロ 155 円(前回公表比+55円)、人民元 20.0 円(前回公表から変更なし)
◽売上、全ての利益共に会社予想 > コンセンサス、会社は自信を持っていると解釈できる☀
◽会社「収益性改善施策は順調に進捗」☀
◽会社「価格転嫁効果の刈り取りなど、業績確保に向けた諸施策を確実に推進し、売上高・利益とも過去最高を見込む」☀
◽株探「FAシステムの受注は前四半期比で2ケタの減少となっており、通期のFAシステム利益計画は引き下げられている。注目分野の下振れをネガティブ視する動きが優勢のようだ」🌧、FAシステムは全事業の売上2位、営業利益1位の稼ぎ頭…
◽会社「FAシステム事業の事業環境は、半導体などのデジタル関連分野に加え、リチウムイオンバッテリーなどの脱炭素関連分野において、国内外で需要が減少しました」🌧
■配当予想
◽まま、前期40円、今期予想未定 = 中間実績20円 + 期末予想未定
■財務健全性
◽自己資本比率 58.75%☀
◽流動比率 193%☀
◽営業CF対負債比率 Q/Q 4.16 → 8.80%☀
◽負債比率 66.43%☀
◽有利子負債比率 16.57%☀
◽有利子負債5642億円(Y/Y↑Q/Q↓) < 利益剰余金2兆7353億円(Y/Y↑Q/Q↑)☀
◽営業CF Y/Y黒転☀、Q/Q↑
◽フリーCF Y/Y赤縮☀、Q/Q赤転(ほぼゼロ)🌧
◽固定長期適合率 58.59%☀
◽固定比率 66.48%☀
◽一般的なガイドラインと比べ悪くない、フリーCF赤字だが利益剰余金が順調に推移している
■収益性
◽Q3累積売上高営業利益率
Y/Y 4.58 → 5.88%☀
Q/Q 5.35 → 5.88%☀
◽同営業CF率
Y/Y △0.89 → 5.26%☀
Q/Q 7.16 → 5.26%🌧
◽Q3単期 売上高営業利益率
Y/Y 6.75→6.95%☀
Q/Q 5.67→6.95%☀
◽ROE 7.64、ROA 7.36%、ROIC 5.65%
◽総資産回転率 0.90
◽一般的なガイドラインと比べ悪くない
■割安性
2024年2月7日13:20株価2015円ベースで
◽PBR 1.27
◽PER 16.29
◽Mix係数 20.71
◽PSR 0.83
◽PCFR 21.75
◽PEG 0.74
◽配当利回り --(未定)
◽一般的なガイドラインと比べ妥当
(PSR、PEGは割安)
✅私のための投資メモ
◽円安恩恵、低金利恩恵、防衛関連株(レーダー)
◽中国景気後退に伴い、主力のFAシステムで減速感 → 株価下落(株探説)…🌧
◽🇺🇸政策金利の利下げ(時期後退の雰囲気だが遅かれ早かれやるでしょ感)、🇯🇵政策金利のマイナス→ゼロ化の方向(今年中！？) で、ドル円為替ゆっくり円高懸念、でも実はボックス続く的な(！？)…
◽ただ会社予想はコンセンサスよりも強気☀
◽行くなら一気に集めず、チョロチョロ集めて、我慢、長期目線😂
✅参考
■Q3決算説明資料
■直近の防衛関連ニュース
■株探 Q3決算発表翌日後場引け直前
■株探 Q3決算発表直後
本記事は売買を推奨するものではございません。各指標の数値は計算方法の違いにより、他メディア発表の数値と異なる場合があります。
以上
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