「ジャンヌ・ダルク」赤坂ACTシアター 2014-10-07

2014-10-07
赤坂アクトシアターのジャンヌ・ダルク。
http://www.jd2014.jp/

130人のキャスト陣、白井晃さんの演出、三谷さんの作品にも出てた堀部圭亮さんも出演、と楽しみ行きましたところ…遅くに行ったのに前の方の席が空いている!
普段見れない席で(いつもは2階席後ろの方)観れました!

奈落が2つあり下でつながってる地下トンネルのような舞台。
100人オーバーのキャストが奥の奈落から下り、手前から上がってくる様をループしていると、本当に無限の兵士たちが進行しているように見え、すごい迫力でした。
殺陣をやる人たちの統制は素晴らしい物でしたが、モブの多さで見せるシーンでは女性やあまり慣れていない方の走り方や武器の扱い方に若干「…足軽?」な印象を持ちましたものの、そこまで観てしまうのは意地悪というもの…
無双ともいう迫力がありました。

舞台の床が上がり城壁になり壁になり…シンプルな舞台装置かと思いきや床の表現力がすごいです。
スローモーションからの予備動作ナシで宙返りでやられる兵士のアンサンブルさんたち等、間近ですごいアクションを見れて感動です。

キャストの方はあまりご縁がない方が多かったのですが、アランソン公の矢崎さん、眼力もすごく迫力も鬼気迫るお顔もすごい存在感でした。
テニスの王子様ミュージカル?や戦国鍋TV?にも出てらしたとか?
テニミュや戦国鍋に出演した方は後の舞台でとてもいい存在になってることが多いと改めて感じたのでした。
また、タルボット役の上杉祥三さん。感情の幅が広く、とても心地よい間の方でした。
TVドラマをあまり観ないので存じませんでしたが…スミマセン。とても素敵なおじさま(役どころは善人としては描かれていませんがw)でした。
アランソン公とタルボットの対決は鳥肌ものでした。

主役のジャンヌは初舞台初主演という若手女優さん。
やや丸顔でショートカットでかわいらしい好みの外見です。
初舞台で慣れない部分も多かったですが、引く所なく常に全力でやっていたのには好感持てました。
軍旗の振り方がブレていて弱々しかったり、走り方が女の子走りだったりもちょっと気になりましたが、きっとこれから成長していくところでしょう
頑張っていってほしいものです。

そういえばジャンヌというと以前観た劇団四季の「ひばり」と、「もう一人のマリオネット」という演劇マンガで主人公の女の子が大きな舞台でジャンヌ・ダルクを演じたのが印象に残ってます。

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