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「パリのアメリカ人」2019-02-21

2019-02-21
劇団四季の「パリのアメリカ人」観てきました。

今回、四季劇場ではなく東急シアターオーブ。
元の作品は知らなかったのですが、ガーシュインの曲と聞いてとても楽しみ。

冒頭からダンスメインで、暴動すらもキレイに演出されていてとにかく美しいです。
こちらも四季には珍しく、プロジェクションマッピングを使って四角いパネルがS字型に組まれたかと思うとカフェの外観になったり。
白旗や長い布に投影したり。
映像をここまで使うのは珍しい気がします。

大道具や衣装の色味はかなり原色よりのビビッドなものでしたが、それを上品に美しく魅せる舞台美術が素敵でした。
このままダンスメインなのかと思ったら、前半と後半がダンス、中盤はストーリー準拠のような感じです。

ガーシュインの音楽ともとても合っていて、荒々しさとは無縁の全て流れるような曲ばかり。
歌の部分も、同じくガーシュインの演目「クレイジーフォーユー」と共通する曲も多く、歌詞がクレイジーフォーユーとちょっと違うのも面白かったです。

<アイガットリズム>
クレイジーフォーユー→ 「♪このリズムこのミュージックこの恋ほかにはいらない」
パリのアメリカ人→ 「♪このリズムこのミュージック恋人それだけで幸せ」

大雑把に言って、3人の男性と1人の女性の話なのですが…。
男性3人がなかなか区別つきづらい見た目、声なのです…。
同行した友達も完全に同意だったのですが、3人共喋り方が声優の「三ツ矢雄二」さんに似ているのです。
やや高めの声、語尾に向けて単語を大事にいう喋り方。
いわゆる四季喋りとはまた違う?感じです。
アダムは足を引きずっているのと茶色の服を着ているのが多いのでわかりやすいのですが…
洋画とかで外国の方の区別が付きづらい私なので、洋服が変わると声が似てる分、「誰?」になってしまいましたw
ここは事前に人物相関図をみておけばよかったと思いました汗

リズの、みんなに気があるような素振りに少々やきもきしながらも、とても美しい世界観の舞台でした。


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