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セルフレジ ただいま快進撃中

2024.8.1
 
 人手不足を補うためといい、猛烈な勢いでセルフレジなるもが快進撃している。快進撃といったのには、訳がある。利用する人の「慣れ」が追い付いていない。今まで5人いたレジ係の方が、機械導入とともに2人になっている。その2人もセルフレジの使い方を指南する担当に徹している。使い方がもたもたしている人を見つけては、タッチしたり指示したりしてくれている。
 親切と言えば親切、今までのレジから先ず、お金を扱わないスタイルに変わった。お金は機械に入れてください、で。レジ係は、買ったものをバーコードだけチェックして、お金はお客がセルフレジの前に行って、お金を支払う。
レジ係のおばさん方は「楽になったわよ」って。だってお金扱わないのですから。
お客は、レジの機械をともかく反射的におさないと、滞る。次のお客が待っている。背後にプレッシャーを感じるわけだ。
ま、そんな具合で、セルフレジ機械は、どこの店に行っても同じ機械で一律ではないから、その機械に合わせ、こちらお客が対応しないといけない状態が続いている。
便利は誰が便利になったのか、恩恵を受けているのか、考えさせられる。
 ひとたびこの機械が故障すると大変だ。そこに立っている係の人では全くダメ。プロフェッショナルか、それに準じる人の登場を待たないといけない。
さて、このセルフレジはますます快進撃をしていくだろう。利用者の声など聴いている暇がない。利用者はただ機械の使い方に慣れるのをひたすら余儀なくされて。
 どんなことになっていくのか興味津々なのだ。
※    ユニクロのレジは優れています。全部投げ込むと全部清算。これは同一品種だけらこそできる技ということです。また、万引き状態が増加中との指摘もあります。セルフレジまでいって払い込まないでスルーしてしまう。

         駄洒落栖人since 1997  ®🍄


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