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鹿児島ユナイテッドFCの試合会場で薩摩の魂を感じてほしい

6年ぶりに行ってきました鹿児島!!
久しぶりの鹿児島ユナイテッドFCのホームゲームでは、鹿児島の地で育まれた独自のスタイル、空気感を存分に堪能することができました。
みんなも行こうぜ白波スタジアム!!

2017年以来3回目の来場。この日は八戸戦でした


飲酒への意識が高すぎる

鹿児島の試合会場において、たびたびSNSでバズるネタがこれ。

右の「160円」が水、右の「100円」が焼酎

焼酎「さつま島美人」水割りが水より安い。
以前は来場者に無料で振る舞い酒をしていたことを考えれば値上げしていると言えますが、いやそれでも100円て。


焼酎と水。よく考えたらクラブオリジナルのミネラルウォーター160円も十分安い

鹿児島スタグルの飲酒への意識の高さはそれだけではなく、各種アルコール類を3杯1000円で楽しめる「せんべろ」システムにも表れています。

これら全部1000円で3杯飲める
1000円でカードを買ってスタンプを押してもらうシステム。1試合のうちに使い切る必要はなく、シーズン通してカードが有効なので普通にお得。

まさに酒飲みパラダイス。アルコール偏差値の高い県とはこういうものなのかというのを会場広場の入り口で教えられる格好です。

※ソフトドリンクもいっぱいありますし、スタグル自体が大変に豊富なので酒を飲まない人も存分に楽しめます。

鹿児島弁アナウンスは健在だった

久しぶりに鹿児島にやってきて嬉しかったのは、場内アナウンスでのアウェイサポーターへのおもてなし。

アウェイの選手紹介が鹿児島弁。
初めて聞く人には衝撃かもしれませんが、これはずっとやってる取組なんですよね。

Jリーグの会場におけるアウェイ選手の紹介なんてものは、だいたい作業的にスッと消化されるもののはずなんですが、鹿児島はそこで盛り上げてくる。薩摩の魂をこんなところで感じさせてくれるとは驚きです…。


ゆないくーとゆないくーおねえさんの周りに笑顔が溢れている

そして何より、この遠征の主目的…。

マスコットのゆないくー
デビュー7年目を迎えた人気者です。
「スーパーカップ」や「九州だJ!」などの、県外でのマスコット集合イベントになかなか出席できないので、彼に会いたい人はもう鹿児島に行ったほうが早いですね…。


僕が前回このスタジアムに来た日は彼のデビュー日であり、探り探り動く姿がしみじみと思い出されます。
そして今、くーちゃんが堂々とスタジアムの顔として振る舞う姿を見て「立派になって…」と涙を禁じえません。

そしてその隣には、昨年からアテンドとなったゆないくーおねえさんが。
参考:ゆないくーとゆないくーおねえさんの一年間 : Jリーグマスコットのことばかり考えるブログ(旧館) (livedoor.jp)

初めておねえさんを生で拝見したわけですが、本当に素晴らしいですね。周囲がずっと笑顔。優しい空間を作り出している。
そしておねえさんとゆないくーのあまりの仲良しっぷりも遠くから見ていて心から温かい気持ちになりました…。マスコットとアテンドさんがイチャイチャしてるのって最高ですね。

みんなここが大好きなんだなって

さて、この日の鹿児島は一日中大雨

クラブ代表がさらっと「集団滝行」という言葉を使っているように、白波スタジアムで屋根が付いている席はごくごく一部です。基本濡れます。

試合前の時点でだいぶ濡れていたゆないくー(この後ずっと雨に打たれる)

ですが、クラブ代表がフランクに来場客に滝行を呼びかけるだけはあります。めっちゃ人来てた。

もちろん雨じゃなかったら5000人くらい来てたのかも…とは思いますが、J3ではやはりかなり多い来場者数

スタジアムに来ている人たちの雰囲気に「雨だろうが関係ない」「むしろ雨でも楽しもう」という空気を感じましたね。
積極的に物事を面白がろうという姿勢をひしひしと感じました。(SNSでも滝行でテンションの上がる投稿がいくつもありました…)
みんなここが好きなんですね。

雨に打たれながら最後まで頑張っていたおふたり

白波スタジアムは、鹿児島ユナイテッドFCが鹿児島の地で独自に進化させてきたフットボール観戦スタイル、応援スタイルを肌で感じられる地だと再認識しました。
これが全国津々浦々に散らばった地域密着Jリーグの神髄なのですね。
とても楽しかったです。みんなも行こう!



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