見出し画像

サブマスコット同士の交流でしか得られない何かがある

トップ画像撮影:Dream☆Characters @d_0w0_c さん ありがとうございます。

※この記事では、クラブでメインとして扱われるマスコット(一名)以外のマスコットを便宜的に「サブマスコット」と呼んでいます。ご了承ください。


先日、プロ野球で毎年恒例の「フレッシュオールスター」が開催され、そこに12球団のマスコットが集合していました。

このフレッシュオールスターは新人・若手限定の選抜選手で行われる、いわば本家オールスターの前座的な扱いのイベントであるのですが(試合会場は全く別)、ここに集うマスコットについても近年は各球団、メインでなくサブのマスコットを送り込む傾向が強くなってきています。

メインのマスコットが集まる本家オールスターと、しっかり色分けされてきてるんですね。


特に2023年(今回)は、おそらく過去最多の7球団から女性マスコットが送り込まれるという、さながら「マスコット女子会」の様相を呈しました。
(右端の中日・パオロンの性別は不明ですが、女の子的立ち位置のキャラなので…)


さらに近年のフレッシュオールスターでの定番となった、ズーちゃん(千葉ロッテ)、キー太(阪神)、カビー(日本ハム)の弟キャラ3人組「おとうトリオ」の存在感も健在。
レギュラーシーズンの試合会場ではまず見られない、ここでしか見られない尊すぎる組み合わせです。


こういうのを見ると、Jリーグでも各チームのサブのマスコット同士の絡みをもっと見てみたいなあという気持ちが高まります。
女子マスコットや子どもキャラ同士の絡みは、メインマスコット同士の絡みとはまた違った関係性の味がありますからね。

しかしやはりその機会はかなり少ないもの。
Jリーグにはフレッシュオールスターのような舞台はありませんから…。

サブマスコット同士の交流が実現するには、
1:「サブマスコットがいるホームチームのもとに」
2:「アウェイチームのサブマスコットが遠征する」
という条件を満たすことが必要で、特に2がとても難しい。
アウェイにメインのマスコットが遠征するというだけでも結構大変なのに、サブのマスコットまで連れて行ってもらえるというのはそうあることではありません。

一大イベントとして開催された清水ー千葉(@国立競技場)は両チームのマスコットが全員集合したため、サブ同士の絡みも実現しました。
ちっちゃい子同士のわちゃわちゃはずっと見ていたいやつですね…。


そんな中でも頑張っているのがヴァンフォーレ甲府。
このクラブは、メインのヴァンくんだけでなくその相方のフォーレちゃんも積極的に遠征に連れて行く姿勢を見せてくれています。

各地の女子たちと意気投合するフォーレちゃん…。最高ですね。


また、サブマスコットが遠征して相手チームのサブマスコットと交流することで、新たに見つかるキャラクターの魅力というのもあります。
例として、大宮から甲府に遠征してきたときのミーヤの例を挙げましょう。

ミーヤといえば、相方のアルディをはじめとした他の男性マスコットとの絡みの中で「強く妖艶な女性」「大人のおねえさん」といった強烈な印象を残してきたキャラクターです。
そしてそれは間違いなく素のキャラなんですが(←!!)、それでも数少ない遠征において、仲のいい他の女子と絡むことで違う顔を見せることもあります。

自らの担ってきた「男性陣の中で目立つ強い女性」の役割から少しだけ離れて、肩の力を抜いて友だちと楽しむ一人の女の子になってるんですよね、この時だけ。

おそらくどちらも素の彼女。
でも人間にも色んな顔があるように、マスコットにも様々な関係性の中で色んな顔を見せるわけです。

そういう意味でも、サブマスコット同士の交流は学びが深いし、とても尊いものです…。


やはりJリーグでもどこかで、サブマスコット同士の交流会(マスコット女子会的なやつ)を見てみたいですね。
まあそれ以前に、メインマスコットが集まる機会が来年以降あるのかが分かりませんが…。がんばれ関係者の皆さん!!

※管理人的には、そろそろフォーレちゃんとティスちゃんを対面させてあげたい…。相方の愚痴とか語り合ってほしい…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?