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24.3.17 イルチルコ

当日の中山はとにかく風が強い1日。
いつもはスタンド側から馬場に向かって風が吹くが、今日は4コーナーから1コーナーに向かって強い風が吹いていた。
空は快晴で強い日差しが風を暖かくしてくれる心地良い天気だった。

パドックに現れたイルチルコは今までと比較すると、ややテンションが高く首を振る場面がよく見られた。
パドックでは先頭ではなく、前に3番の馬が歩いていた。

返し馬ではやや頭が高いが、これはいつも通り。
ルメール騎手が落ち着かせたのだろうか。

スタートを五分に出たイルチルコ。
ルメール騎手は前に馬を置きつつ、先行集団に取り付ける。
ここのポジショニングはさすがとしか言えない。

直線で外に出そうとするも一番人気の戸崎騎手に蓋をされてしまう。
その馬を先に行かせてから外に出してGOサインが出る。

結果、3着で入線。
タラレバがつきまとうレースであった。

上がってきたイルチルコの息の戻りも早かったように見える。
余談だが、帰ってきたイルチルコの口を取ってくれるはずの担当さんがなかなか来なくて、ルメール騎手がイルチルコから降りれないという一幕もあった。

今回はルメール騎手が上手く乗れた部分と乗れなかった部分があり、最後の直線は葉牡丹賞のようだった。

とはいえ長期休養明けで一定の結果を出したことにホッとしたし、目立った怪我もなさそうなので安心した。
また次走に期待しよう!

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