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数多くの中学受験生を見てきたからこそわかる「受かる子」の共通点

8/19発売『中学受験にチャレンジするきみへ』(安浪京子 著)をご紹介します。

まだまだ遊びたい盛りの小学生が、自らを奮い立たせて、中学受験にむかって一生懸命勉強する姿は何ものにも代えがたいですね。

本書は、中学受験本の中でもめずらしい、中学受験をする子どもが読む本です。

著者は中学受験のカリスマ、安浪京子先生、大人気のきょうこ先生。
これまで多くの受験生をサポートするなかで「志望校に受かる子」の行動やメンタルの共通点を洗い出し、中学受験生がかかえるもやもややストレス、悩みに徹底的にこたえています。

もちろん、各教科のプロフェッショナルの先生たちも参加して、国語、算数、理科、社会、宿題、過去問、偏差値、テストのことなど、勉強法やテスト対策などの具体的な悩みもこの本で解決できます。

中学受験のカギを握るのは、勉強とメンタル。

子どもがみずから、その解決法を読みとれる内容です。何度も何度も繰り返し読んで、「お守りのような本になったらうれしい」と、きょうこ先生も語っていました。そんな意味も込めて、巻末に「合格応援イラスト(きりとってテキストにはさんでね)」も付けました。

本書の一部を、ここにご紹介します。

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「ひとりだと集中できません」

ひとりだと集中できないのは、自宅での場合かな?
ご両親が家にいないときにひとりで集中して勉強ができないということかな?

家に自分以外だれもいないときに、ひとりで黙々と勉強をするのはなかなかハードルが高いよね。自分の部屋だと、手が届く範囲に本やマンガがあるし、ときにはベッドにごろんと転がりたくなってしまうかもしれない。

でも、きみは、「受験生なんだから勉強に集中しなければいけない」ってわかっているんだよね。その自覚を持てているんだから、受験生としての一歩目はクリアしているよ。

あとは、いかにして集中できる環境に自分の身をおくか、です。いくつか方法があるので、いろいろ試してみよう。

①リビングで勉強をする
リビングだと自分の部屋のような誘惑は少ない。ただ、テレビはあるよね……。もし、テレビを見てしまう危険性があるなら、テレビのリモコンをお母さんにかくしてもらうといいよ。

②自習室で勉強をする
誰かが見ていてくれるほうが集中できるのであれば、自習室で勉強をするのもいい。自習室だと、まわりのがんばりも見えるから、「よし、自分も集中して勉強しよう!」と思えます。

③オンライン自習室を利用する 
オンライン自習室は、Webカメラをつないでオンライン上に再現した自習室です。塾の自習室とは違い、自宅で自習室の状況を作れます。オンライン上の「だれかの目」があるため、サボることを防げるよ。

①~③の手段を、ぜひ試してみて。ただ、どこで勉強をするとしても大事なことがあります。
それは「勉強をする目的を明確にし、計画を立てて取り組むこと」です。どんなに「集中しなきゃ」と思っていても、その日に学習すべきことが漠然
としていては集中できませんからね。

◆集中して勉強に取り組める環境を、いろいろ試してみよう。

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