AXE FX プリセットを自動で切り替える方法

こんにちは。最近散歩にはまりそうな勢いがあるDaichiです。
本日は、ライブを同期で行っている、Axe FxやKemperといったギタープロセッサーを使用しているのだけれどプリセット切り替えを手動で行っているそこのあなたにオススメなのが、それならプリセットもMIDIで制御しちゃおうよ!というお話です。

自分はDAWはAbleton Liveを使用しているのですが、おそらくどのDAWでもできると思います。説明はAbleton Liveでの方法になります。


手順

1、ギタープロセッサーとPCを接続する。
USBケーブル接続でもMIDI信号送ることができます。
2、ライブで使う同期プロジェクトを立ち上げる、または作る。
同期音源やら出力信号の設定など諸々終えましたら、最後にギタープロセッサーに信号を送るためのMIDIトラックを立ち上げてください。1台に対して1トラックです。
3、MIDIトラックのMIDI信号送信先をギタープロセッサーにする。
Ableton Liveだとアレンジメントビューとセッションビューどちらでも設定できますが、セッションビューの方が見やすいです。MIDI toをAXE FX IIに設定。

Ableton Live セッションビュースクリーンショット

文字が白くなっていたり、ギタープロセッサーが出てこなかったら、必ず一番先に環境設定のMIDIの項目を見に行きましょう!大体そこか再起動で解決できます。
4、どこでどのプリセットに切り替わるかを設定する。
アレンジメントビューでMIDIクリップを出して、Pgm(プログラムチェンジナンバー)を設定します。AXE側で何もいじっていなければ、Pgmが1であればプリセット000で、Pgmが2のときはプリセットが001
プリセットに対応する番号を入力してください。

Ableton Live クリップビュースクリーンショット

MIDIクリップ上でShift+Tabを押すとクリップビューが出てくるので、Launchを開くとPgmがあります。
再生してMIDIクリップのところにたどり着くとプリセットも切り替わります。

間違いないか確認して終了です。

遅延について

MIDIクリップは完全オングリッドではなく、プリセット切り替え中の遅延分手前に作る。
自分はBPM140の曲では16分音符分手前にずらしていました。AXE FX IIはプリセット切り替え中の遅延は結構長いです。オングリッドだと切り替わるともたったため、手前に配置がオススメです。

Ableton Live セッションビュースクリーンショット

最後に

プリセット切り替えを自動にすることで、手元に集中し続けられることはとても大きなメリットでした。自分はプリセット切り替えでしかMIDIを使いませんでしたが、使いこなせれば人間的な部分(演奏)と機械的な部分がハイブリッドされて面白いことができそうなポテンシャルを感じました。
次回は、AXE FXネタから変わりまして、エレキギターでの指弾きの可能性について書いていこうと思います。したっけ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?