釣りとビジネス⑥

以前、餌の話をしたのだが、調子に乗って自作してみた。俗に言う「ボイリー」と言うやつだ。(必殺のWikipedia先生の説明はこんな感じです。↓)

ボイリー(Boilie)は、魚粉、乳タンパク質、鳥の餌、穀粉、大豆粉等からなる練り餌をつなぎとなる卵と混ぜ、これを球状に茹でて作った野鯉釣り(カープ・フィッシング)用の釣り餌である。水中に投入されるまで形状を保つものであり、香りや集魚効果のある物質が混合されることが一般的である。球状に整形されていることにより、ポイントに正確に投ずることができる。

なぜ作ることにしたかと言うと、前回話したランニングコストの削減ももちろんあるからなのだが…

「単純に面白そう」

が動機である。

妻と「こんな餌もあってネ~」なんて話てたら、作ってみようと妻が言い出し、材料を揃え二人で作製した。

ガッツリ鯉釣り用のベース餌を使って作製してしまうと、キッチン道具に影響がでてコストがプラスされてしまうので、キッチンにある道具を使い、材料はバナナやリンゴ、賞味期限が近い食品などを使って混ぜ込んで作ることにした。

作っている最中は妻と協力して作りなかなか楽しかった。茹でる前までの基本的な工程はケーキやクッキーの生地づくりとにているので、コネコネしながら小さな団子を作ってという感じなので意外と楽しい。(小さい子供さんがいるなら一緒にやっても楽しいと思う。)

ネットをみながら作製したのだが、水分の計算を誤ったせいで、小麦粉を大量に使用することになり、当初の予定よりとんでもなく多い量ができてしまった。

釣れるかどうかもわからないのに…笑


で、実際は…

釣果ない。

調べてみると、魚がその餌に馴染むのに時間がかかるからというもあるらしい。結局この日は小さい鯉ちゃんが釣れただけで終了。

ここで鯉の立場になってみて考えてみたら当然かと思った。

今までと全く違う餌があっても、そりゃ「怪しい」ので食べないよネ。今までは香りや自然界にあるものを練っただけのものが、いきなり固形になった上に香りや味の違うモノになっていたらそれは当然か。

これって人間でも同じように、知らないことがあると「怪しい」と思ってしまう。経験をしたり知識があると警戒も薄れ「良い」「悪い」がわかり判断がつく。そこに持っていくための手順をこっちが全くやっていなかったと反省。

実際商売や新しいことなどでも同様だと思う。

釣りをやっていてもやはり「ビジネスで生かせることはやはり多いなぁ~」と改めて感じた。

まぁ、ただの遊びなので好きにやればいいが、せっかくなので引き続きビジネスと絡めゲーム性を高くし楽しんで行ければと思う。

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