見出し画像

【二級建築士製図】矩計の変化

今年の建築士試験の申込が始まり
Twitterでも製図の勉強の様子をアップしてくれている人が増えた

一部矩計で感じたことがあるので
久しぶりに記事にしてみようと思う

独学者に多いのだが、基準となる矩計図を書く時に
市販本であるSとかNの矩計をトレースしていると思う

予想だが、学校に行くと細かい注意点を教えてもらえるが
独学で市販本しか見てないと結構罠というか落とし穴がある

前にも記事にしたと思うが、Nのバルコニーなんかは
時間がかかる割に、バルコニーを支える梁本当に収まる?
とか突っ込みどころ満載だ

Sの矩計はとても簡単でいいのだが、
土台と大引きの関係なんかも気になる
大引きを受けるのには土台を切り欠いたり、金物で受けるにせよ
普通は上端が揃うパターンが多い

自分の矩計の方ができたら、まわりの有資格者に
確認を取った方がいい
間違って覚えてそれで減点では残念過ぎる

さてタイトルだが
2025年に省エネの義務化により今後断熱や窓の基準も
いつまでも古い時代の引違アルミサッシ
と書いているわけにはいかないと思う

樹脂サッシやトリプルサッシなんかの知識も入れておいた方がいい
例えばYKKのWebカタログなんかには簡単な収まり図があるので
それを確認しておくだけでもいい


外壁が湿式から乾式に変わって、矩計も地味に変更があるように
今後は、サッシ、断熱、基礎、換気、準耐火など
細かい部分も対応できるような図面を書けるようにしておくことが
いいと思っている

古い時代の矩計図を書いておいて
省エネに留意したとか記述で矛盾つくってないか?
試験元にちゃんと理解しているねとわかってもらえる図面を書こう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?