【雑記】アンケート

雑記には、その時々で感じたことや考えたことを書いていきたいと思います。
※あくまで個人の感想、意見として捉えていただけると嬉しいです。
また、日が経って感じ方や考え方が変わっていくこともあると思います。
その点もご了承ください。

ここ1年ほどで、アイスショー界隈で大きく変わったなと感じていることがあります。それが、来場者向けのアンケートです。
イベントやコンサートではよくあるし、それこそアマチュアオーケストラ界隈では当たり前に行ってきたアンケートですが、思い起こせばフィギュアスケート界隈、アイスショー界隈で始まったのはここ最近のように感じています。

アンケートはこれまで、プログラムに挟まれて一緒に配られる(または入場時に渡される袋にチラシと一緒に入っている)ことが多かったですが、コロナ禍を経て、机の上にプログラムやチラシが置かれ、自分で自由にとっていくスタイルも増えてきました。
また、会場に掲示されている二次元コードを読み込んだり、メールやホームページ、SNSなどから回答する、オンライン形式も増えてきました。オンラインチケットのアプリから連絡がきたこともありました。
アイスショーでは入場時に係の方からチラシなどが入った袋を渡され、その中にアンケート回答用の二次元コードがついたカードやステッカーが同梱されていることも多いようです。

なぜアイスショーの場でこれまでアンケートが行われてこなかったかの原因はわかりませんが、一方的、悪く言えば殿様商売的な要素があったのかもしれません。
というのも、アンケートはお客様の声を拾う姿勢を示すもので、観客としては手っ取り早く確実に感想や意見を届けることができるものだからです。
つまり、お客様の声に真摯に向き合う姿勢が足りなかった、ということ。

ビジネスやマーケティングでよく言われる、いわゆるPDCAC(Check)の部分にあたります。D(Do)実行した結果がどのようにお客様に評価されたかを確認し、次につなげるA(Action)のための手がかりとなるからです。

だから、この1年ほどでぐっとアンケートに回答する機会が増えたのは、とても喜ばしいことですし、同時に運営側も危機感を持ち始めているのかもしれないな、とも感じています。
もちろんこのご時世、観客にきちんと向き合わなければそっぽを向かれてしまいますし、悪い噂はすぐに広まるので、SNSで炎上するということも珍しくありません。
そういった、良いことも悪いことも吸収できる場があること、きちんと取り組んでいることをアピールしていることは、今後の改善にも繋がりますし、協力していきたいなと思えるのです。


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