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中医学もホメオパシーも「気」を大切にします。

ホメオパシーでは、その方をみる時に、心・体・魂のバランスをみます。体の不調で来られていても、必ず全体をみます。ホメオパシーの祖ハーネマンは、その著書の中で「どんなに過酷な環境や粗悪な環境の中で生活するよりも、不幸な結婚生活や自責の念に苦しむ方が健康を損なう」と言っています。
また中医学では、私たちが生命活動を行う体の基本物資を「気・血・水(血以外の水分)」と考え、やはりその方をみる時に「気」の様子をみないということはあり得ません。何故なら、血と水は気から生じ、それを体の隅々まで運搬するのもまた「気」と考えられているからです。

「気」は残念ながら、多くの人は目で見ることができません。ですが「気」の見えない私たちも、とても心地良い場所に行くと自然と体が緩んだり、酷く焦った時に冷や汗をかいたりと、心が動いて体が反応するという経験を当たり前のようにしています。

そこには「気」=「エネルギー」が存在しています。

中医学もホメオパシーも、現代では残念ながらニセ医学のような扱いを受けているようです。それはきっと、この見えない「気」を重んじているからだろうなぁと思うのです。

でも逆に、私がこれら医学に魅せられたのも、「気」を大切にする医学だったからだと思うのです。

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