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愛していると気付くまで。太陽土星 月土星 アスペクト


 多くの恋愛ドラマにもなっていますが、
この人を恋愛感情として好きだ と気付くまで、なぜこんなにも時間がかかることがあるのだろうか、、。

表題に書いたこの 太陽土星 月土星 のハードアスペクト(ホロスコープ上での惑星と惑星の配置の角度)については非常にセンシティブな部分もあり、セッションの始めあたりには易々と触れない方がいい項目でもあります。
場所(星座、ハウス)や、その他の惑星とのアスペクトの有無でももちろん変化しますが、今回は《愛していると気付くまで》の部分でのみ触れたいと思います。

このアスペクトをお持ちの方は特に、気付くまで
もそうですが、気付いても、その事実を受け入れるまでに、大変な労力がいる方が多い気がするのです。

お話を聞いていると、「それは恋ですよ」と誰が聴いてもわかるような感じなのに
本人はそうかなぁ、、とか、いやまさかそんな事はない、、とか。
とても微笑ましいものではあるのですが、少々厄介でもあります笑。
なぜ認めないかの深層には、行動への移し方がわからない故の拒否、または、傷つきたくない、などからの拒否、私が愛されるわけがない、、という思いから来るような印象の時が多々あります。
環境的な様々なしがらみもあるのでしょう。

恋愛において、愛するとこと自体は、本当に素晴らしいのだけれども、その多くの時間は辛く、苦しく、時に胸が痛み、アンコントロールなものを主にと呼んでいる。

恋がうまくいけば、それを上回るヨロコビが用意されているはずである・・・が、このアスペクトのある方々は、この想いが受け入れられるか否か、伝える以前に、かなり長い時間、ずっーと考え続けていたりする。金星土星のハードアスペクトも時間的にはこちらの傾向にあるでしょう。

上記の、そもそも自分など愛される訳がない、、、というような漠然とした感覚が植え付けられている方が多いのですが、それは本人のせいではないと、声を大きくして言いたいのです。幼い頃に受けた、その原因の明らかなるものがある方も居れば、元々持ってきた(前世から引き続きとか)ものもあるのです。
またそのスクリプトを取り除く行為自体が今世の課題的なものでもある事もあるでしょう。
人はみな愛される価値がある この世にこの肉体を持って生まれた時点で みな特別であるのですから。

ホロスコープには、そのアスペクトに対しての、打開のヒントや対処法が必ず描かれています

私はこのアスペクトをお持ちの方には、優先的にまず、それを探したり、他の優れた部分を始めに見つけるようにしています。
ハードにはソフト。という視点をこの場合特に必ず。
全てにおいてハードが悪く働くもの、ソフトが良く働くものとは思わないのですが、パワーの出し方とそのヒントを見つけておき、お話を聞く。
根底にそのエネルギーが流れていることを忘れないようにしながら。

恋くらいは楽しんで欲しい。と心から個人的には思いますが、そこは人それぞれ。

このアスペクトを癒すことのできる方々と出逢って、
愛は受け入れられるもの
自分には愛される価値がある・・

と感じる機会が小さなことでも沢山ありますように、、と勝手に願うばかりです、、。

なんて書いてますけど、私もその1人です。というオチ。
自分はダメ ではありません。

時にはホロスコープのせいにしたりして、時々逃避してもいいのだと思います。
私のこの月土星のアスペクトに対する調停の位置の星の存在を忘れないように。

迷い込んだらここへ、戻る、という事を心がけていると、少し安心なのです。


星の旅路はつづく

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