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会社員じゃないからって無職じゃない

退職して10日が過ぎた。

まだ離職票ってやつが送られてこなくて、あ、もしかしたら今日が最後の給料日だからその処理が終わったら他の書類と一緒に送られてくるのかもしれないけど、完全に退職処理が終わったわけではない感じ。


私の無職期間遍歴

イギリスにワーキングホリデーするときは、11月30日付けで退職し、12月6日には最初の留学先のフィリピンへ飛び立っていた。

イギリスにたどりついたのは2月4日。到着の翌週には語学学校が始まり、平行してバイト探し。到着2週間後には働き始めていた。今の夫と出会ったのはそこで。

ビザが切れる1ヶ月前にイギリスでの仕事を辞めたけど、私はソワソワしていた。モロッコに旅行し、アイスランドに旅行し、ロンドンでの最後の思い出づくりをしながらも、着々と帰国後の就活の準備。
無職向いてねえ、と私はつぶやいた。

帰国してすぐに転職エージェントと面談し、東北の実家と大阪を高速バスで行き来して面接をこなし、帰国後1ヶ月半くらいで就職先が決まった。


私は、仕事をせずにゆっくり休むということがどうにもできん奴だったのだ。
そもそも新卒で会社に入ってから、転職も休職もせずに働き続けている同級生のことを考えれば、彼らは会社が休んで良しと認めた期間以外、ずっと就業しているわけで。
ゆっくり休めないと言っておきながら、そんなに働き続けられないとも恐れおののいている自分もいる。嗚呼矛盾。

休職に入ることを決めた時、こんなことを振り返っていたら、やっぱり私には休むなんて無理だ、働き続けることもできないくせに、と再確認しかねなかっただろう。

所属している会社はないけど

会社に所属していること=働いていること、ではないはずなんだけど、やはり働いているという安心感は、帰属意識とつながっていると思う。

だから今も、ソワソワしている。

でも、来週はちょっと立て込んでヤバいくらいには翻訳の仕事がある。

立て込んでヤバくなっているのは私があまりにも駆け出しだからで、ある作業にどれだけの時間がかかるのか、見通しが立てられていないからというのも大きい。報酬は大きくはない。

しかし、確実に働いている。

このままなし崩し的にフリーランスになるか、兼業するかは未定。来週、正社員採用の一次面接があるし。書類選考中の会社もある。


いずれにせよ自分を無職と呼称するのは、9月いっぱいでやめにしよう。


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