新しいトライアルを受けている
また新しいトライアルを2つほど受けています。
①自分的に今日〆切にしたもの。
②数日後に素材が来て、1週間以内に仕上げるもの。
自分的に今日〆切にした、というのは、「期限はあえて設定しませんが、早めのほうが評価は高い」旨の指示だったため。
意図は分かります。期限が無くても早めに取り組める人であり、かつ急な案件にも対応できる力があるのかを見る、ということですもんね。
私はどうにも先延ばし癖がある怠けものなので、脳に「〆切は今日〆切は今日〆切は今日だ」と刷り込み、あたかも今日が指定された〆切かのように大急ぎで仕上げました。そして送信した後に、「あぁっあの項目チェックしてなかったァ!!!」と後悔しました。阿呆であります。納品前のチェック項目をリスト化しろって、先生にあれほど言われていたんだが。
しかしすでに提出してしまったものは致し方ない。
初めてアニメ素材をやったのですが、実写のような雑音というか、背景の音が入らず意図的なセリフや音のみを入れるので、セリフの始まりがとても分かりやすいというのは発見でした。スポッティングがとても楽だった。キャラの口が開くタイミングも見やすいし。
ディズニーアニメやシンプソンズ的なのもあまり観ずに、ジブリ一択で育ってきたので、英語のアニメを訳すってあまり考えていませんでした。これは面白いものだ。
もう1つは数日後に素材をお預かりするので、しばし休憩。こちらはなかなか長い尺でもらうようなので、果たして1週間でどこまでできるのか、ドキドキ。
本命の学校のトライアルに落ちて、ズーーーーンと落ち込んでいたのはすでに1週間前。
立ち直るのにもう少し時間がかかるかと思ったけれど、はい次!次のトライアルに応募!とすぐに手だけを動かしたら、思った以上に早く機会をもらえた。
これをモノにできるかは分からないけれど、とにかく何か動けているのはヨシとしよう。
チャンスを掴むのは素早く。用意ができたら焦らず、じっくり、丁寧に。とか言いながら、素材が来たら血眼なんですけどね。
調べものはすごく時間がかかるし、私は世の中のことなーんも知らないなあ、と少し情けなく思うけれど、また新しいことを知っちゃったぜ!と嬉しくもなる。先日の本命のトライアルの評価で、唯一のA評価をもらえたのは調べものと申し送りの項目だった…。
まだ仕事にはなっていないけれど、映像翻訳をやらなかったら、ギリシャ神話のことも、宇宙船のことも、イラク戦争のことも、アメリカの司法制度のこともこんなに調べることは無かった。
1つの作品に長く時間をかけられないのは残念ながら、取り掛かっている間は私の頭はどっぷり紀元前のギリシャに浸かり、ヒューストンに飛び、ダウニング街10番地を覗き、NYの法廷にいる。
それが楽しい。
しかし、肩凝ったな。
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