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田舎暮らしの心得 獣と昆虫編 その参

その弐からずいぶんと時間が経ってしまった。理由はひとつ٩(๑`^´๑)۶、いきなりの猛暑だ。都会の狭いマンションには大概クーラーが1台以上は付いていて、猛暑の寝苦しさよりも、冷房によるだるさで悩むのだが…。

初めての湯河原の夏。中古の我が家はなぜかキッチンにしかクーラーがなかったので、寝室の2階には扇風機すらなくてもイノシシ出現後もしばらくは何の支障もなかったのだ。それがこのいきなり猛暑。7月に発揮出来なかったパワーをふんだんに見せてやろう!みたいな誇大な太陽。もうその押し付けがましい暑さにしばしやられ、イノシシ話よりも暑さ対策を考えてた次第。

話を3週間前のイノシシ対策時に戻すと。

実はまだ問題があって、我が家に巣を作った集団とは別のスズメバチがお隣の空き家にいるのがわかった。しかも空き家の中から出入り口はわかるけれど、肝心な巣の在り処が確認できずで、“蜂バスター”(=父親)もお手上げ状態。理由はその弐で。

更に、イノシシ対策でレンタルしていたマキタの刈払い機は充電式で静音だったが、それなりのモーター音にスズメバチ達が反応し、そして、父は刺されてしまい(@_@)、一時中断して病院に行く始末。幸いアナフィラキシーには至らず、本人は痛そうだったので、作業も終了するかと思いきや

躊躇なく作業再開…。戦中生まれはマジで頑強。感服します。

イノシシ対策の翌週末、町役場のサイトに載っていた(社) 神奈川県ペストコントロール協会を通じて、専門業者を呼び、お隣の集団は抹殺してもらった。残念ながらプロの仕事っぷりは、私がビビリ過ぎて近くに行けなかったため写真がない…。色々伺った話では、蜂は巣を守るために攻撃(=刺す)ので、巣から出てくる蜂しか刺さない。しかも、刺す前は威嚇行動に出るので、刺された父はその威嚇行動を見落とし、(もしくは無視し)刺された、ということだ。また巣に戻る“戻り蜂”はエサを持っているから刺す余裕はない、そして、巣の近くで草刈り機類の音をたてると、スズメバチを刺激するので要注意との事。ブンブン飛んでいるスズメバチを冷静に観察しながらのお話。聞いてる私は気が気ではなかったけど勉強になりました。

あれからうちの庭にイノシシは出ていない。が、我が家のフェンス外では、裏の空き駐車場に一頭潜んでいるのを確認した。ブヒブヒ行って走り去る奴には牙があったから雄だろう。庭もイノシシ以外に何かしらはいる。土をほじくり返し大切にしていたヤマユリはダメになった。でもアシタバは見事復活。アシタバは明日葉。凄い生命力だなぁ。

追記:冒頭の写真はアブの交尾…らしい。スズメバチ退治後、次はアブが増えた。しばしこの体勢で庭を飛び回るカップルも出現。

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