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「DREAM BRIDGE」の選考を通して

こんにちは、ふなっぴーです。

今回の記事を書いている間にものすごい時間がかかってしまい書き始めた頃はまだセパ両リーグとも優勝が決まっておらずでしたがこの記事を世に出すタイミングでは日本シリーズが終わりソフトバンクホークスが4年連続日本一を遂げた状態と時間の流れの早さを痛感しています。

では本題に入りまして今回はBLFが行っている「DREAM BRIDGE」について書いていきます。

DREAM BRIDGE」は置かれた環境を理由に「競技を続けたい」という思いを断念することがないよう、プロ野球選手が新品の野球用具を球児たちのために選び、それをプレゼントすることによって「夢を追いかけること」「諦めないこと」の大切さを伝えていこうという趣旨の企画になっています。この企画の発案者は福岡ソフトバンクホークス所属和田毅投手です。記念すべき「DREAM BRIDGE」の第一回目は和田投手と和田投手がアドバイザリー契約を結ぶアディダスジャパン様の協力によって行っていきます。
対象になるのは小学4年生から中学3年生までのひとり親家庭の球児となっています。1次審査では5〜10名の球児が選ばれ、2次審査で彼らの野球に対する思いや夢を記した作文を提出してもらい最終的に審査員20名による投票によって1〜2名の球児が選ばれる形になります。ちなみに審査員20名のうちの1名を私が務めさせていただきました。

投票する球児を一人に決めるにあたってかなり悩みました。選考基準が文章力ではなく思いの部分を重視してほしいということでしたがこれが悩む要因になりました。それぞれの環境で「熱い思い」や「感謝の気持ち」を持って野球に取り組んでいるということは作文や1次審査後に拝見させていただいた情報から十分に伝わりました。どの球児にもこの先に待っているチャンスを掴んでもらいたいというのが本音ですし、子供のころに現役プロ野球選手と触れ合った体験・記憶というのは大人になっても色褪せることはありません。

ここまでを選考期間中に書きましてここからは先は選考後に書きました。

10月末に選考結果が球児たちに知らされて2名の球児が選ばれました。ここからは個人的な思いになってしまいますが選ばれた球児には作文で書いてくれた夢や目標に向かって野球を通じてたくさんの経験をしてもらい、数年後大人になったとき同じような境遇の子供達に手を差し伸べられる大人になってもらいたいと願います。残念ながら今回選ばれなかった球児たちもまた努力を続けていれば素敵なチャンスに巡り合えると思うので作文に記してくれた思いを忘れずに頑張ってもらえたらと思います。

今回のDREAM BRIDGEに審査員として携われたことは大変貴重な体験になりましたし、野球界おもにジュニア世代の現状の一部を知ることが出来ました。現状を踏まえて多くの球児がこのようなチャンスに恵まれるように我々大人がアクションを起こしていかないといけないと感じました。野球界問わず多くの子供たちが素敵な機会に恵まれる世の中になることを願いこの辺で記事を締めさせていただきます。

最後まで閲覧していただきありがとうございました!

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