見出し画像

容量128MのGBAソフトの話


ゲームの容量はチェックしますか?

皆さんは、ゲームの容量に関心をもった事はありますか?

私は、ゲームを買うときはついついチェックしてしまうタイプです。

例えば、容量が1GB以下だったら、すぐにクリア出来てお手軽にプレイ出来そうだなと考えたり、5GB以上あれば、かなり長くプレイ出来そうだなと思ったり……。

他にも、値段が高い割に容量が少なすぎないかとチェックしたりもします。

ただ、そのチェックも最終的には本体容量が足りないとかで、無意味になるんですけどね(笑)

GBAの容量はどれくらい?

さて、今回の記事のメインとも言える、ゲームボーイアドバンス(以下、「GBA」という。)の容量のお話をしていきましょう。

GBAの容量は、2MB、4MB、8MB、16MB、32MBが存在します。
※ここでのMBはメガバイトと言う意味で記載しております。
【参考】・1MB=1028KB  ・1GB=1024MB

全部のソフトの容量を調べた訳ではないので、断定は出来ませんが、大体のソフトは8MBの物が多いのではないかと思います。

逆に、2MBのソフトはあまり見かけません。

ちなみに、最大容量の32MBのソフトは,
キングダムハーツCOMやMOTHER3などが該当します。

そんな訳で、私のGBAの最大容量の認識は32MBだったのですが……。

128Mのソフトを発見してしまった……。

何と、128Mの大容量GBAソフトを発見してしまいました。

これが128Mの大容量ソフト
ハムスター物語3EX4スペシャル

128Mとなれば、DSのソフトに匹敵する容量なんですが……。

これは、実際に調べてみる必要がありそうです。

ってな訳で、実際に吸い出して容量を確認してみました。

さて、容量をPCでチェックしてみると、16,384KB。
要は、約16MBとなります。

つまり、128MBも無いのです。

嘘じゃないか!

と、思った矢先、ここであることに気が付きました。

128M?よく考えたら、MBのBの記載がないよな?


128Mの真相とは?

さて、詳しい人なら既に答えはご存知と思われますが、この128MのMはMB(メガバイト)という意味ではありません。

ここでの128MのMは、Mbit(メガビット)という意味です。

参考として、
1 Mbit(メガビット) = 0.125 MB(メガバイト)
上記式で考えれば、128Mbit=16MB
嘘はついておらず、正しかったと。

うーん、勝手に128Mを128MBと勘違いした私のミスですが、そもそもMbit(メガビット)ってなんだよ!


Mbit(メガビット)とは?

ぶっちゃけると、基本的に昔のゲームではMbit(ビット)という単語がよく使われておりました。

当時を知っている人であれば、ファミコンやスーパーファミコンの宣伝で、容量が32メガビット!等の謳い文句を覚えていませんでしょうか?

あまり深く話すとかなりマイナーな話となる為、これ以上深く触れませんが、今回のソフトはその時のはMと言えばメガビットという認識が普通だったので、その様に表示していたのでしょうね。

他のカ〇ブレのソフトでも同様の表現を発見。
とは言え、カ〇ブレのソフト以外でこの表記を使っているかは不明ですが。

しかし、この表記もいつしかMB(メガバイト)表記が多く記載されるようになってきて、今ではGB(ギガバイト)がよく使われるように。

そもそも、今では大容量が当たり前になってしまったというのもあり、ゲームの容量を謳い文句にする宣伝するゲームはあまりないように見られます。

ちなみ、1GBをMbitにすると、
1GB(ギガバイト)=約8000Mbit(メガビット)

なんかもう、技術の進化ってすごい。
そう思った、GBAの容量のお話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?