時代の流れに乗れ!深淵を覗き込め!

どうも、和佐です。

今日の夜20時からは、いよいよ復活したワサラボの
最初のオンラインミーティングがあります。

ワサラボは「和佐大輔マーケティング研究所」なので、
マーケティングについて思いっきり、遠慮なくしゃべります。

内容的には高度なものから簡単なものまで、
色々扱うと思いますが、重要なことは、

「その世界の深淵に触れること」

だと思っています。

どんなことでもそうですが、単純な「頭の良さ」では、
物事の習熟度合いや、クリエイティビティって規定されないと
思うんです。

だって頭が良い人がクリエイティブなんだとしたら、
いわゆる勉強ができる人は全員、クリエイティブですからね。

でも実際はそーじゃなくて、僕みたいに勉強が全然できない
人間だったり、日常生活で「ポンコツ」みたいに呼ばれる人でも、
興味の深さに比例して、その世界でクリエイティビティを発揮
できるものです。

頭の良さ=クリエイティビティの高さ

じゃなくて、

興味の深さ=クリエイティビティの高さ

なんですよね。

だから、

「その世界の深淵に触れることにブレーキを踏んではいけない」

と、いつも思うわけです。

世の中的には、なんでも職業訓練的な視点で捉えられるので、

「レベルが低い人には初級の教育」

というイメージが定着していると思いますが、これって要は、

「好きじゃないことを無理矢理習得させる方法」

なんですよね。

でもこのやり方だといつまで経っても突き抜けることができません。

例えばスポーツでも同じです。

僕は怪我をする前はバスケをやっていましたが、小学生の時に
既に中学生・高校生と1on1をやっていました。

当たり前ですが、それだけ歳が離れてると勝てるわけがなくて、
いいように遊ばれちゃうんですが、それが悔しくてさらに
バスケにのめり込んで行きました。

もしそれでバスケが嫌いになるのであれば、それは僕がバスケに
向いてなかったってことだと思います。

壁にぶつかっても、むしろそれが楽しくなってくる。

そーゆーもの以外は、ある一定の水準を超えられないと思うんです。

ちなみにこうやって高い壁(当時の僕にとっては)にぶつかり
続けたことで、僕は中1の1学期にはバスケ部でレギュラーに
なっていました。

まあ、小さいバスケ部なんで、そもそも部員がそこまでいないん
ですが、1年生でレギュラーは、ミニバスをずっとやっていた
同級生以外はいなかったので、そこそこ上手かったはずです。

マーケティングもビジネスも同じで、例えば多くの人は、
Amazonのベゾスだったり、Facebookのザッカーバーグを見て、

「天上人」

のように感じちゃうんですが、それは間違いなんです。

あれは僕らにも届き得る壁です
(超えようとするかはまた別の話ですが)。

しかも、僕らは若い世代であればあるほど、あるいは、
後発組であればあるほど、

「今の世界を踏まえて乗り越えたその先へ」

と到達できるポテンシャルを持っています。

最近だと「音楽」なんかがまさにそうで、二十歳そこそこの
若者が作る音楽が、昔では考えられないほどクオリティの高い
次元にあります。

恐らく彼らは中学生ぐらいから20歳までの数年間で、
「世界」を学び、踏まえて乗り越えているんです。

これって面白いですよね。

だって音楽の歴史って、人類の歴史と同じぐらい長いと思うんです。

数千年、もしかしたら1万年以上の歴史があるかもしれない。

その長い長い歴史の中で培われてきた情報が、二十歳そこそこの
若者に継承されて、さらにその先へと進んでいる。

もちろん、歴史の全てを学べるわけじゃないですよ。

それはもう研究者の領域なので、全てを学ぼうとしなくたって
いいんです。

でも、100年前の音楽、50年前の音楽、20年前の音楽、
10年前の音楽、今の音楽、と、辿っていくと必然的にそこには
悠久の歴史が刻まれているわけです。

その「流れ」に乗ることが重要なんです。

YouTubeを見ていると本当に面白い。

それこそバスケだって、昔では考えられなかったような戦略性で
ゲームが進化しています。

僕がやっているマジック・ザ・ギャザリングというゲームも同じ。

インターネットの存在によって、

「踏まえて乗り越える」

ということが、自然になったんです。

昔だったら本を読む人や、現場にいる人しか、
この「時代の流れ」には乗ることができなかった。

でも今は、インターネットに繋がっていて、興味さえあれば、
どんな世界だろうが、時代の最先端の流れに乗ることができます。

じゃあマーケティングについてはどうなのか?

残念ですが、日本のマーケティングの分野は、

“いまだに書籍がメインの情報源”

です。

これは「古い」というか、「遅い」んです。

セミナーも同じ。

現象が起こる→分析する→体系化する→発表する

こーゆー順序を経なければ、書籍にもセミナーにもできないわけで、
なんのためのインターネットなんだ、と。

「MTG(マジック・ザ・ギャザリング)」に置き換えて考えると、
昔は雑誌が情報源だったんです。

特に田舎者にとっては。

でも雑誌って月刊誌なので、僕らに情報が届くのには最低でも
1ヶ月はかかるわけです。

実際には取材があるので、今月号の雑誌に掲載されている情報は
もう数ヶ月前の情報になります。

僕らはその遅れた情報を見て、自分のデッキを組んでいたわけですが、
今、MTGは完全にオンライン化しています。

するとどーゆー状況が生まれているのかというと、

「1日で流れが変わる」

ということが起こっているんです。

たった1日で、ゲームが次の段階に進歩していたりするんです。

MTGはカードゲームなので、

「メタゲーム」

という現象が起こるんですが、要するに、じゃんけんと同じです。

「今日はチョキを出す人が多い。
 だからグーを出せば勝てる。」

こーゆー状況が日々、変わっているんです。

実際にはじゃんけんみたいに単純ではないですが、プレイヤーの
傾向が日々変化していて、日進月歩で進化しているんです。

月に1回の雑誌から、1日単位の進化に変わった。

これって物凄いことだと思いませんか?

こう考えると、如何に書籍で学んだり、セミナーで学ぶことが、
「遅い」かがよくわかりますよね?

今はまだ、マーケティングの世界はここまで目まぐるしくは
ありません。

でも、ワサラボがそうであるように、マーケティングの
日進月歩が共有されるようなコミュニティが生まれたら、
必然的にそのスピードが基準になっていくんです。

月1が週1になり、週1が毎日になる。

“だから”

ワサラボのような、コミュニティでしか、このスピードには
追いつけないわけです。

もちろん僕はセミナーもやりますよ。

でもそれは「研究発表会」なんです。

言い換えれば、

「研究が終わったものをまとめて発表する」

ということです。

これは下手すると1年遅れぐらいなんです。

さらに言えば、僕のセミナーで話した内容が、他のセミナーで
当たり前になるのはさらに1年ぐらい後です。

もうそうなると2年も遅い。

そーゆー遅れた情報でマーケティングをやるから、
煽って煽って、無理矢理売らなきゃ売れなくなるんです。

それは誰も幸せにしないでしょう。

自分自身もしんどい。

情報の速さにビビるより、遅さにビビったほうがいい。

遅いことの方が問題ですから。

速さには、絶対に慣れますから。

ってことで、僕はこーゆーことを考えながらワサラボをやってます。

実は僕自身も最近はマーケティングの世界から離れていたので、
これから非常に楽しみです。

興味がある人はぜひ参加しておいてください。

https://energeia.app/club/176
※ENERGEIAにログインするとアクセスできます
※ログインの下にある「アカウント作成」から新規ユーザー登録可能です

もうすぐ500人を超えそうです。

ではでは。

今日の20時に遊びに来れる人は遊びに来てくださいね。


和佐大輔


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