毎日目の前を色々な景色が過ぎていきます。
色々な食べ物を食べ、音楽を聴き、モノに触れます。
僕は時折、映像が音として頭に入ってくる感覚があります。
また、音が映像として頭に入ってくる事もあります。
食事の時でもとてもカラフルな料理であったり、味のグラデーションやテクスチャー、口に入れた時の食感や鼻腔で感じるお酒の香り、様々な要素で同様に音楽のように感じたり、色彩を感じたりします。
以前画家の友人と話している時に、やはり同様の感覚が絵描きにもあるようで、非常に話が盛り上がりました。
飲食人である僕達が出来るアプローチは、食事やお酒からのみではない。
エントランスに始まりテーブル、イス、皿、箸…店内のBGMや照明。接客の時の声色だってその一つ。言い出したらどれだけでも。
各テーブルをそれぞれ一つのライブステージとして考えれば、料理の提供順も変わるし提供スピードも変わる。接客スタイルももちろん変わるべき。
どんなお客さんの前でも感情を変えないミュージシャンなんていませんよね?
完成形のイメージが細かければ細かいほど、どうでもいい(どっちでもいい)要素は無くなってきます。
理想をより明確に明確に。
飲食業の可能性はまだまだあると思っていますし、むしろやりたい事だらけ。
ジャズのセッションのような、その時その場限りのお店側とお客様のセッション。
ガッツリ溶け合って二度とないような営業、やってみたいものです。
その為にも僕達はまだまだまだまだ研鑽を積まなければなりません。
最短距離を全速力で。
今週も瞬間瞬間を楽しんでいきましょう!
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