精製糖取り続けた末路
こんにちは!
体調不良・病気で苦しむ人を1人でも減らしたい
東大薬学部卒アンチエイジングアドバイザー
福嶋大介です。
今回は「精製糖取り続けた末路」について記事を書いてみました。
●精製糖の結論
精製糖という現代突然現れたモノ
これは
腸がボロボロになって身体中の機能が停止状態になっていきます。
なぜなのか
これを解説します。
●そもそも精製糖てなに?
精製糖→
自然由来の糖を加工して
必要な栄養とかも除いて糖の部分だけ取り出したもの。
白砂糖
白米
白い小麦粉
などがこれに該当します。
主にサトウキビやテンサイから作られる白砂糖。
同様に、白米や白い小麦粉も、元の穀物から外皮や胚芽を取り除き、精製されたもの。
これらの精製食品はお菓子やパン、加工食品に広く使用されております。
過剰摂取は健康上の問題を引き起こすことがあると言われています。
●もともとは精製糖は存在しないもの
歴史的に糖は食物繊維と常に一緒にあります。
自然界において精製糖単独で存在することはありません。
例えば
果物や野菜、穀物、豆類などに含まれる糖は、食物繊維と共に存在します。
生き物がそれを摂取するとき
そのおかげで糖の吸収が緩やかになり、血糖値の急激な上昇を防ぐ役割を果たします。
また、これらは自然界ではビタミンやミネラルも豊富に含んでおり、栄養バランスが良いです。
●現代が生み出し精製糖とは
一方で精製糖というのは人間が加工を行い、食物繊維やその他の栄養素を取り除いたもの。
自然界には精製糖そのものは存在せず、これは工業的な過程を経て製造されます。
サトウキビやテンサイなどから糖分を抽出し、精製することで、白砂糖や精製された液糖などが作られます。
これらの精製糖には食物繊維が含まれておらず、摂取すると血糖値が急速に上昇することがあります。
●精製糖がマイナスを与えるポイント
・腸の細胞表面へのダメージ
・腸の粘膜へのダメージ
・体全体への代謝低下
これがなぜなのか
詳しく解説していきます。
●精製糖が腸の表面にダメージ?!
急激な血糖値上昇
↓
インスリンが
「血液の中の糖を血液→細胞へうつさないと!」と頑張り出す
↓
インスリンが
「糖をもっと細胞にいれるんだ」と
血管を拡張してくれる
*インスリンの作用で"血管拡張"
*インスリンは
・血管収縮物質エンドセリン1を抑制
・血管拡張物質一酸化窒素NOを分泌
をサポート
↓
腸の血管が特に拡張される
*腸は栄養吸収が活発に行われる場所で微小血管ネットワークが多くあるので
↓
腸の血管が急激に一気に拡張されすぎる⚠️
↓
血管が急に部分的に腫れたり詰まったりして
圧がかかる
↓
炎症として認識されて炎症物質が出たり、腫れたり、血管がサビで酸化したり
↓
血管が破れたり
↓
腸の壁面(表面)がボロボロに
●精製糖で粘膜にもダメージ?!
精製糖が多すぎる
↓
腸内細菌のエサに
↓
腸内細菌は大きく2種類あります
(厳密には他にもいますが)
①善玉菌
(腸の吸収環境を整えてくれるタイプ)
②悪玉菌
(腸に過剰な栄養や雑菌が増えると毒素を出したりして緊急事態を気づかせてくれるタイプ)
↓
精製糖は悪玉菌タイプを
過剰に活発にさせてしまう傾向にある
つまりエサになってしまう傾向にある
↓
悪玉菌が頑張りすぎると
硫化水素やアンモニアなど
腸の中をボロボロにするものをたくさん出しすぎてしまます
●体全体の機能低下
精製糖が多くなると体全体の機能が低下します。
通常の精製されていない糖vs精製糖
これらをたとえると
三輪車vsフェラーリというイメージです。
三輪車専用の道路にフェラーリで時速200km/sで突っ込むんでくるので
体全体が入場制限しはじめます。
0か100かじゃなくて
「100だったのを10にします」みたいなイメージです。
精製糖だと三輪車専用道路にフェラーリで突っ込む感じなので
体がびっくりして
極端な速度制限を設けます。
●精製糖と自然界の精製されていない糖の違い(まとめ)
○血糖値に関して
急速な血糖値上昇⇔ゆっくり血糖値上昇
○腸内細菌
精製糖は悪玉菌が増える⇔精製されていない食物繊維入り糖は善玉菌も増える
*悪玉菌は余剰タンパク質など他の要因で容易に増えるので精製糖が必要という意味ではない
●修復させるには
結局総合的に行うことが大事で
ポイントの対策(例えば"腸に良いものをとる"とか)だけしても
焼け石に水であることが多いです。
または一過性の回復。
また元に戻る。
○腸表面の修復など
→修復材料の食材のタンパク脂質をいれたり
→粘膜や膜再生や免疫細胞活性化に必要なビタミンミネラル(ビタミンA,D,C,E,B類やその他の効率をあげるような抗酸化ビタミンミネラルたち)
→空腹時間、オートファジーなど(再生成分を入れながらの正しいファスティングや16時間ファスティング、ケトジェニックなどなど)
○体質改善
→インスリン抵抗性改善やコルチゾール過剰の改善、自律神経コントロールなどなど
→筋肉コントロール
そして
自分の現状を理解する
↓
マイナスを減らして(例えば薬によっては使い続けては永遠に改善することなかったり、生活習慣間違っていたら永遠に改善に向かわなかったり)
プラスをとりいれて(できていないことを新たにする)
何をして良いかわからない方は
僕のSNSをフォローしていただいたり
ホームページからラインで相談ください!
今回は以上です。
福嶋大介
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