役者と母国語
昨日は、三浦春馬くんの叶わなかった世界デビューの話を書いたが、これは彼に限らず世界中の役者の誰もが夢見ることだと思う 。
しかし、僕はやはり、母国語に勝るものはないと思うのだ。
これについては、生まれた時から決まった土地で暮らしていたという環境に左右されてしまうが、その土地に根付いた生活を送りながら、同時に多国語を習得出来ていれば、話はまた別になる
やはり、ある程度の年齢になるまで暮らした、その土地の言葉がその人を遺憾なく表現する、最大の武器である。
それが母国語だと思うのだ 。
これについては映画『Kill Bill』で知られる映画監督クエンティン・タランティーノから絶大な人気を得ている日本の俳優・梶芽衣子さんはインタビューで、『自分は母国語以外で芝居をするつもりはない』ときっぱり断言していた。
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