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Fantasy Case Report

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実際にあったようななかったような症例をフィクションでお届けします。こんな症例にあたったら、こんな所見の書き方すればいいよ的なものです。
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記事一覧

お腹の"ここ"が痛いんです

※ エコー検査に従事する医療従事者向けの内容です。 みなさまいかがお過ごしでしょうか?今…

お腹の左側が痛くて血便が出るときのエコー検査の話

こんばんわ。こうすぐゴールデンウィークですね!よき休日をお過ごしください☺️このnote(マ…

なんか凄そうな虫垂炎を見つけた時の話

今回の教材はこちら 複雑性虫垂炎とは? 前回は単純性虫垂炎の話をしました。 https://note.

やっとエコーで虫垂炎っぽいものを見つけたら?

今度は虫垂炎っぽいものを見つけた時のお話です。以前、カタル性の中でも正常と見分けがつきに…

6mm超えたら全部虫垂炎でヨシ! .... なのか? 

こんにちは。なんで、9月なのにこんなに暑いんだろうね?今日は正常虫垂が描出できてからのお…

感染性腸炎と言っても... ウイルス? 細菌?

この時期気をつけたいのが細菌性腸炎ですね。市中において比較的よく見る細菌感染症です。細菌…

嘔吐・下痢の代表選手 ~Case 1~

 「良いレポートとは何か」という議論がしばしば起こるわけですが、僕が考える良いレポートとは、「簡潔かつ理論的である」ということです。つまり、Aという超音波診断をつけたければ、Aという疾患に必要な所見を知っておく必要がありますし、鑑別疾患Bと異なる点も常に考慮する必要があります。  ここのシリーズではいろんな症例の超音波所見を見ていきます。超音波検査士の試験の抄録も大体こんな感じで書けば大丈夫と思います。昨年から色々なことに追われてしまい、どこまでTwitterでやったか忘れた