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譜面の書き方

[朝練13]譜面の書き方について解説した内容の文字起こしです。タイムコードがありますので、目安にして頂いて、聞き逃したところや、振り返りに使っていただければ幸いです。


00:00:00

では12月12日ズーム朝練音楽理論の回をやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。
今日はですね、

「譜面の書き方」

ということで
自分はこういう手順で譜面を書いてますよっていうのを
紹介したいなと思っております。
気を付けていることとか、あとはなるべく見やすく人に伝わってほしいなっていうことで、こういうところを気を付けてますよっていうような話になると思います。
譜面は色んな人が色んな書き方をするんで、これが正解とかっていうのはないですがなるべく自分以外の人が見た時に簡単に読めるというか、
処理が早くできるものを心掛けております。
セッションとかで、まあセッションじゃなくてもリハーサルとかで
初めて弾く曲が目の前に譜面で渡された時に見づらいと間違えるし、
いちいちまた説明しなきゃいけないしとかそういうのがあるんで、
なるべく初見でパッと見てこういう感じになってんだなっていうのがね、
早く判断できるというかそういうのを目指してるんですけども。

00:01:32

はい、ではやっていきたいと思います。
メモとか一応しながら一緒に書きながらとかやったらいいかなと思うんで、ノートとかコピー用紙でも何でもいいので、
今日は五線譜使いますけども別に音符を書くわけじゃないんで
なんかそういうのを用意して一緒にやっていただければと思います。

ではやっていきます。
まずですね、

小節線を書いていきます

自分は手書きで基本的には譜面を書くんですけど
ソフトを使う人もいますよね。自分は手書きが好きで、
まず最初にですね真ん中に大体でいいので小節線を描きます。
ちなみに今私が使ってるのはこれ
「forscore」って言うアプリでこれで譜面を基本的には書いたり
処理したりしてますね。
ライブの時にもこれ使ってます。

00:02:44

で真ん中の線が書き終わりましたら今度は両端にこれを書きます。
大体でいいですよ。
はい両端ができたら今度はそれの真ん中に書きます。
すると4小節のくくりができますね。

基本的に曲はですね大体4小節もしくは8小節のひとつのこの「セル」みたいな感じで構成されてるで、一応この4小節ずつの段を作っておく。
最初にね。そうすると早いですね、見やすくなります。

00:03:45

では今日実際に曲を譜面にしていこうと思うんですけども既存の曲を使うとまずいだろうということで自分のこの曲ですね。
はいこちらです。

00:04:06

これ「Cuttin' Rocks」っていう曲なんですがこれを譜面にしていきたいと思います。
まずはイントロですね。
セクションの頭は二重線を描きます。
このイントロのフレーズはですね「Melody Pickup」って言って、
この小節線より前にメロディがスタートしてるんですね。

00:04:46

ちょっと流してみますね。
このタララっていうここが頭なのでこの手前にですね本当は音符を書きますが、ここに音符書いてここから小節の頭だよって言う風にしますね。

で、このフレーズは4小節でできているのかな。
ちょっと数えてみますね。
これ16分音符で書く、8分音符で書くって言う2通り書き方があるんですけど自分はこれ8分で書きます。
8分で書いた方が何となくドライブ感が出るというか、
16分だとちょっと細かくて、ちょっともったりしちゃうようなイメージが
なんとなくあるんで、自分は8分でこれ書きますね。

では4小節のフレーズでリピートしたいんで、
一個太くしてもう一個こうやってチョンチョンってやってここに点々を付けます。でこっちもこれでイントロリピートできましたね。

00:06:28

「Band in」ここに自分は「Band in」って書きますね。
最初イントロは例えばこれだったら、
「Guitar」とか「Guitar only」とかね。
あれ、やばい。やばいなこれ共有が行ってないです。
ごめんなさい、やばい。またこの現象が。ちょっとヒヤヒヤしてきた。
すいません、ちょっと今日も調子悪いのかな。
さっきイヤトレやってた時は全然大丈夫だったんですけどね。

はい、どんどん行きます。ごめんなさい。
はい「Guitar Only」なんて言って書いてリピートしたら「Band in」してくださいねって書きますね、でコードがこのコードでやってます。

Band inしてからじゃどれぐらい長さやってるのかちょっと聴いてみますね。

00:07:47

はいここからAセクションです


今日はざっくり書くんで、これ4回繰り返しました。
でここからがAセクションですよ、こんな感じですね。
Aセクションどれぐらいやってますか。ちょっと聴いてみます。

00:08:39

こちらが今3小節になってましたね。
リピートします。
自分が当時書いた譜面はこういう書き方をしなかったんですけど
今回は「1括弧」「2括弧」あとは「リピート」「ダルセーニョ」で、
「コーダ」それを全部使いたいなと思ってますのであえてこういう書き方をしたいと思います。

ではリピートして下の段ですね。
こちらBセクションが始まりますなので「2括弧」を用意して
B♭m7からE♭/F行ってG♭/A♭2小節やります。
でセクションのお尻にもね二重線を付けますね。

これがあることで、あここまでが一区切りなんだなっていう風に
見た人は分かるので頭も二重線お尻も二重線っていうので括ります。

じゃBセクション行きます

00:10:57

2括弧ぐらいから流してみますね。
全然入んないっすね、これ。もう一枚必要ですね。
そしたらこのもう一枚にもですねまた先ほどと同じように小節線をまず最初に書きます。
まず真ん中に大体でいいので書きまして次は両端に書きまして、
その間に何となくでいいので線を書くときれいな4小節ができますね。
こんな感じだったかな。あれ怪しいな自分で作ったのに。

ここまで行きましたね、Bセクションの終わり。

00:14:18

はい8小節必要です。
でこういう時、今ここから8小節を書き始めるとここまで行っちゃって
何となくね見づらいなって自分は思っちゃうんですよね。
なのでこう言う時はですねもうこのセクションはここまでだよって言う風にして、ここに新しく8小節を作っちゃいます。
決めがあったんでこう書いて

これで曲のメロディの部分が出来上がりました


00:15:26

これで一旦流してみますね。
イントロの部分がまず4小節繰り返しでGuitar Onlyってなってて
その後Band inで4小節を4回繰り返します。
Aセクションまずは1括弧をまず通ってリピートして
今度は2括弧を通っていきますよ。

1括弧通りましてリピートしたら今度は1括弧通らずに2括弧に入って
Bセクションに入っていきます。という流れです。
じゃこれでちょっと見てみましょうか。

こんな感じですね。でここもBセクションのお尻だと思ってもいいし
まあCセクションって付けちゃってもいいです、別に。
一旦つけてみましょうかね。
で、ここからですねどこに戻っているかというと、
ここから「ソロ」が始まりますので「ソロ」はどこでやってほしいかって言うとですね

A、B、Cをソロにしますので

00:18:04

ここにD.S。ダルセーニョですね。
ダルセーニョっていう記号が出てきたら必ずどこかしら前に戻ります。
戻るっていうマークがこのマークですね。Sに斜め線でチョンチョン。
このマークのところに戻ってくださいねっていう意味があります。
ダルセーニョってのは必ずこのセクションの下の方に書いてください。

ダルセーニョのマークもセクションの今度は上の方に書いてください。
これでここまで行ったらAに戻るよって言う指示ができました。
で親切な人は、まあ口頭で説明してもいいんですけど、
例えばSolos on ABCなんて書いといてあげてもいいですね。

じゃあABCのところでソロを回してほしいんだなとか
で曲の入りもですねこんな風に回数を決めないで
「On Cue」なんて書いておくこともできます。
これはCueが出たら、合図が出たら Aセクションに進みましょう
ということで、これを「X time」無限に繰り返していて合図が出るまでは
ずっと続けてくださいね、Aセクションに行くまではずっとループしてますよなんていう書き方もできます。
今回はこのレコーディング通りに書いてるんで、「x4」って一旦やりましたけどね。

00:19:52

はいではソロセクションがこのABCでできました。
ソロが終わったらまたAセクションからメロディ行くんですけども。
今度は

「CODA」してエンディング

のパートに行きたいと思います。これAセクション2回目ですね。
新しいセクションを作んなきゃいけないんで、エンディング用に。
2括弧行ってます。
Bセクションです。

00:20:43

はい、ここからですねエンディングのセクションが始まるんですけども
えっとどこから飛ばそうかな、じゃあここから飛ばしましょう。
そしたら「to CODA」
こんな感じですね。CODAのマークは上に書きます。
ここから飛んでください。
ここまで来たら、CODAっていうのは必ず曲の最後の方に登場するんで、
ダルセーニョは前に戻る。CODAは先に進む。ジャンプするっていうことで、ここから飛びますよっていう指示になります。

で今度はですね、「CODA」というセクションを作ります。
C#m7からDでやって新しいセクション「エンディング」のセクションなんですが、セクション番号が今ABCって使っちゃったんで
じゃあここは「Dセクション」という風にしましょうね。

00:22:08

でDセクション何が起きてるかって言うと「ピアノソロ」ですね。
えっとここのセクションはですほぼBセクションなんですけど
少しサイズが違いますね。
これの繰り返しかな。ちょっと確認しましょう。
もうちょい前からいきますね。
一番下の段ですね、でCODAしました。
Dセクション入りました。

なるほど。
ではここのセクションは「OPEN」っていうことにしますね。
「OPEN」っていうのも「X time」っていうことで

Open til Cue

「Cue」って言うと合図が出るまでここはリピートしてくださいという意味になります。
更にですね、ちょっと書き方これ良くないかもしれない。
ここから合図が出たらエンディングのパートに今度は進んでいかなきゃいけないんで、ここに作ろうかな。

00:25:41

じゃここをX timeって言うことにして「Open」って書いといて
で、cueが出たらこっちに進みましょうっていうことにします。

ここを「エンディング」って言うセクションにします。
あ違うかまだか。まだですね。
「うん、たー」を入れなきゃいけない。

00:26:47

これで合図が出ましたよって言ってXタイムで繰り返したところから
on Cueの方にこう飛びますね。
これまだセクションの一部っていうことにします。
はいX timesの中今やってますね。で戻りました。
Dセクション、ディミニッシュやってF#、 A♭、、、繰り返しています。

合図出ました。キューが出ました。

on cueのところ来まして8小節これ必要なんで、もう一枚必要ですね。
ちょっとと時間もなくなってきたから手抜きしよう。

本当は2ページぐらいに収めたいです

00:28:36

二枚ぐらいに収めたい。できることなら。

今三枚目突入しちゃいましたけど
普段書く時はなるべく二枚で収まるようにしてます。
で次のセクション、エンディングですね。

エンディングはですね
「Ending」って書いたり「Outro」って書いたりもします。
でエンディングのセクションはこのバンドインのこのセクションを繰り返してるんでこれを持ってくればいいです。

でエンディングではえっとメロディをやって
これを繰り返してまして、じゃあ

00:29:58

Open Drum solo」とかって書いておきましょうか。

 Open Drum soloでcueが出たらエンディングの「うん、たー」に行けばいいんですよね。今ドラムソロやってますね。
これもドラムの人の合図待ちです。

はい。で最後のやつは「フェルマータ」付けてもいいですね。

フェルマータって言うマークは程よく伸ばすという意味がありますので
まあ適当なところまで伸ばしてください。
で曲が終わりましたら「FINE」も書きます。ここで曲が終わりましたよっていう合図です。
でこれがですね永遠に繰り返されている場合はですね
エンディングは「フェードアウト」なんつって「F.O」を書いたりもします。ここの部分が無くてね、まあ今回はちゃんとエンディングまで行ってるんで

最後「FINE」をここに書きまして

00:31:42

これで3枚になっちゃいましたけど譜面ができました。
この「Cuttin' Rocks」という曲ですね
これは「この譜面の書き方」っていうところにビシッと書いてですね
自分はタイトルはそこに付けるようにしてるんですけども。
こんな感じでございます。

で、これはこれぐらい書いてあれば
この曲弾いたことないし聴いたことない人でもパッと見て一緒にエンディングまで たどり着けるであろう譜面だと思われます。

ざっと書いちゃったんでもしかしたらどっかミスってるかもしんないですけども多分これで大丈夫だと思います。

00:32:34

ちょっと順番確認しましょうね、残りあんまり時間ないけども。

まずは真ん中の線を書いて次に両端の線を書いて
そこから大体真ん中に線を弾くっていうことでざっくり4小節の枠を作ります。
でまずはイントロというセクションがありますよ。
でリピートマークですね。これをちゃんと書いてあるやつ太いやつとヒュッヒュッって一応自分は付けます。これ別に付けなくてもいいかもしれない。

でも点々の位置とかはね一応決まってます。こっちになってくるとだいぶ雑ですけどね。
リピートは基本2回なんですけど4回繰り返してくださいとかっていう風に指示を出すこともできますね。

でAセクション1括弧っていうのを作りました。本当は自分これ1括弧使ってないですけど今回使いました。
1括弧通ってリピートしてきたら1括弧じゃなくて2括弧に入りましょう
という順番でございます。

Bセクションに入りまして、Bセクションのお尻がちょっと入らなかったんで4小節の括りだと。
でこっからCセクションが始まっちゃってここで終わるよりかは
8小節の括りになってた方が見やすいので、ここの部分は使いませんよってやってCセクションは頭からこう見えるように書き直してますね。
これもやる人とやらない人がいますね。
でダルセーニョって記号は必ず前に戻ります。
どこに戻ったかというと、このマークですね。
でメロディーまたやって今度はBセクションのコーダ。
コーダは必ず最後の方に飛びますって言う意味がありますのでこうやってきたら、あ、でね

00:34:52

コーダは一番最初からコーダ飛ぶ人はいません。
一通りやってコーダが出てきてるってことはダルセーニョも出てきてんだろうなっていうのがあるんですよ。
本当にもう最後の最後でコーダするっていう感じなんで、
コーダしてダルセーニョしてコーダしてダルセーニョしてみたいなやつはやらないです。
なるべくそういう風に複雑にしないようにしてます。
「ダルセーニョ1」「ダルセーニョ2」とか「コーダ1」「コーダ2」っていう書き方もできるんですけどもなるべく自分はしないようにしてます。

そしたらコーダしてコーダのセクションに入りまして、1括弧みたいな書き方なんだけどここはx timeにしてます。無限に繰り返しててキューが出るまで続けてください。
でこっちの括弧のところでcueが出たらこっちに飛びますよ
ということでこの辺でピアノの人が合図くれたから、
じゃあこっちのセクション飛びましょうっていう風に進んでいきます。
で一応親切にオープンとも書いてありますね。

Xタイムだしここまで見たらこれは何回も繰り返すだっけなみたいなね、でエンディングセクションではドラムソロでオープンで繰り返してください。で合図が出てこれがエンディングですよ。

はいこんな感じでございました。

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