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スキルがあっても無意味!?驚異のロジカルシンキングとは(後編)

皆さんこんにちは。今回も前回に引き続き、ロジカルシンキングについてお伝えしていきます。これで皆さんも倫理思考スキルが身につき、ビジネスで成功を収めることができますので、最後までお付き合い下さい。ではやっていきます。

捨てなければいけない思考

①分断思考
②ネガティブ思考
この二つは人間の本能であり捨てる必要があります。

①分断思考

前回はここの二つに分断できるほど単純ではない。→グラデーションが必要までをお伝えしました。

次に、二つに分けるとなぜ成功しないのか。

例えば、「皆さんが飲食店をつくりたい」→立地が大事だと考えます。
確かに立地は大事なんですが、ここで二つに分けたがります。
それが、交通量です。
交通量が多い=良い
交通量が少ない=悪い

ですが、交通量が多いことにネガティブな面はないか?逆に交通量が少ないことにポジティブな面はないのか?ここを疑う人がいません。

交通量が多い場合、、、
・家賃が高くなる
・人が沢山必要
これらはコストや人件費が高くなります。
交通量が少ない場合、、、
・家賃が安い
・人もいらない
・デリバリー系に専念し、店舗は気持のちいい気楽な接客ができる。
これらはコストを下げることができます。

このように、よく潰れてる店舗は売上げは上げてるが、その分経費が嵩むことによって倒産するのです。逆に長く続いている店舗は、売上げは少ないが、その分経費も少ないので潰れてないんです。

ブランディングについての記事でも書きましたが、ビジネスで大事な事は、いくら売り上げたかではなく、いくら残せたか ここが重要なのです。
なので、単純に交通量が多い、少ないで分けていると何もうまくいきません。大事なのは、分断→細分化→グラデーション これを考えることがビジネスでは最重要です。

②ネガティブ思考

このネガティブ本能=共感です。特に、人はネガティブなことにかなり共感します。
例えば、「保育園落ちた死ね」事件が昔ありました。これは、自分の子供が保育園に入れなかった為、SNSで死ねとつぶやいてこれが一気にバズりました。つまり、、、
保育園落ちた=共感
保育園入れた=無共感
となり、人はネガティブに対してかなり敏感であると言うことです。

次に、メディアのネガティセンサーのコントロール術と言うのは有名で、例えば、世界中で見る感染症、子供の死亡率、戦死者数などをネガティブな方向で言っているが、実際には全て減ってきています。
つまり、私たちは良いことに目を向けてない→メディアに騙されている。
もう一つの例えが、死亡事故のニュースがあったとして、でもそこで重要なことは、交通事故が発生した、誰が死んだ これがファクトでニュースで知るべきところですが、メディアはそこに遺族のインタビュー、母親の泣いている所を入れたりします。でも、これは実質的にはいらないものです。なぜか→人はネガティブなことに共感するからです。そこで同じ母親たちや周囲の人が共感する=視聴率が上がるからなんです。そう考えると、メディアのやっていることは最低ですよね。

自分の目に入ることを絶対に疑う

例えば、2018年年末ソフトバンクの大規模な通信障害がありましたが、このときにメディアは「ソフトバンク 通信障害の5日間で1万件以上の解約」と言っていましたが、ここで一旦冷静に考えて疑う。実際に計算してみると、、、
1億7000万回線のうち23%ソフトバンク=約3910万回線がソフトバンク回線
年間解約率2%=782000解約/年
782000解約/365日=2142件/日
つまり、普段から5日間で10000件の解約は起こっている=通信障害のせいではない。

このように、普段見るもの、聞くものを一回疑い下調べ→ロジカルに考える=事実が分かる=データ化できる=成功できる。


このように、メディアの裏付けがとても重要。自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要。と言うことです。


以上、ここまでロジカルシンキングについて前編、後編と分けてお伝えしてきました。しっかりとこの思考を持ってビジネスを進めると、成功します。
普段の生活から意識する様にしましょう。

次回もお楽しみにしといて下さい!
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

ではまた!


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