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31年好きでいた櫻井敦司さまへ

中学2年に音楽が好きになり
BUCK-TICKを中心に「お化粧系バンド」にハマった。

高校入学時にBT110HH「クワガタ」のギターを買った。
学園祭で人生で初めて人前で演奏した一曲目は「JUPITER」
初めて学校サボって和歌山まで見に行ったライブはdtdツアー。
初めてビデオテープを擦り切れるまで見た(物理的に切れた)ライブビデオは「climax together」

思い出はたくさんある。

そして、ソロを始めた今、「PC使って曲作ったらバンドの迫力が出ない。ならば、バンドにできない音楽をしよう」と思い、「ONE LIFE ONE DEATH」を中心に再度聴きまくった。


10年前。
自身の妻がある日突然心不全で旅立った。

その経験があるから、有名人の訃報も「残念だ」と悔やむことがあったけれど、泣く事はなかった。
でも、今日は夕方から涙が止まらず、変な頭痛がして過ごした。
やっぱり自分にとっては「殿堂入り」「神だ!魔王だ!」と言ってたけど、本当にそうだった。

結成35年を走り切り、未だ歩みを止めなかった。
そんな魔王を想い歌詞を書きました。

サビることもあるけれど"味"もでる。枯れることのない「鉄」というものへの願いと、あの名曲を連想させるような「華」というワード。

自分なんかが、櫻井さんと並んだ気分で追悼の意を作品に込めるなんておこがましい。

でも、1人のファンとして、深い感謝と尊敬を込めて...。

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鉄の華
解けない手を いつまでも信じた 変わらない朝の陽が差し込むように
夜更けの雨が鳴らす旋律を 幾つ数えたとして、空に戻らない

鉄の華を信じた「 枯れないで」と
雨は今も止まずに 夜の帳おろす

時計が割れ 進む針をなくしてる
君だけもう 変わらず眠りつくんだ
悪いジョークは あまり好きじゃないからね
今日も僕は 待ち合わせをしている

嘘だと言ってほしかったけれど どうやら世界の色 黒く染まった

どうか今夜だけは時を止めて…
きっと受け入れるから 優しい夢見せて

もう叶わない 明日だと知りながらも
おとぎ話の奇跡を信じたくて
当たり前の毎日が幸せだった
繋いだ手の限りを知った 最期の日

声が まだ聞こえる気がした
どうかこの幻がずっと消えないで

もう日付が変わる。
中年の男がめそめそしている。そんな一日を終わらせないと。

一生忘れません。

余談ではありますが、今井さんがInstagramに更新してくれてた言葉も忘れたくない。

なんだか、Wikipediaが更新され「旧メンバー:櫻井敦司」となっていると友人が怒っていた。(自分も腹が立った)
けれど、この関係を見てきた自分からすると、今後のバンドとしての形はどうなるかはわからないにしても、「あの5人でずっとBUCK-TICK」なんだろうなと思いました。

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