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これはダメな組織の兆候。

JR九州の高速船クィーンビートル。
福岡とプサンを結んでいる。

昨日こんなニュースが。

これはダメな組織の兆候が見られる。

クィーンビートル就航前は小型のボーイング製のジェットフォイルがJR九州と韓国のKOBEEで数台就航していて、一日2往復程度の便数があった。

クィーンビートルはそれよりも大型な船で、当初の計画ではクィーンビートルと旧ビートルを両方使って運航する予定だったそうだが、コロナで運行が停止になり、旧ビートルは全部売却されてしまった。

現在はこのクィーンビートル1隻のみで運行している状況だ。

ダイバー目視程度で軽微な損傷だと判断したということだが、船は水中部分と空中部分で圧力のかかり方が違うのでしっかり点検しないと危険な乗り物である。
(昔、造船学科の友人が飛行機や潜水艦よりも設計が難しく、実際浮かべてみないと成功したかどうかがわからないくらいだと教えてもらった。)

これ1隻での運行だと欠航になるといろいろ影響が大きいということも判断に影響したのではないだろうか?
もしそうであれば、日大やビックモーターみたいな体質になっているかもしれないと勘ぐってしまう。
特に運輸事業者は利用者が多く、命に直結する部分なので本当に勘弁してほしい。

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