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願いを叶える4つの魔法


僕は、今まで
一万件を超える
あらゆるお悩み相談を受けてきた。


「自分に価値があると思えない」

「パートナーに気持ちをわかってもらえない
離婚して自由になりたい」

「起業したいけれど
不安で、一歩が踏み出せない」


ひとりひとりと対話を重ね
ひとつひとつの悩みを紐解いた結果



不安や悲しみを抱えて
悩んでいる状態から解放され
本当の自分の望みを見つけ
叶えるまでに


僕らの心には
【春】【夏】【秋】【冬】のような
4つの段階があることが分かった。


この4つの段階を
ひとつひとつ経験していくことは
僕らの望みを叶えるために
決して欠かすことができない。


そしてこのひとつひとつの状態は
決して悪いものではない。



季節そのもののように巡り巡っていくもの、
火、土、風、水のように
変化し、循環していくものだ。



その4つの心の段階は
僕らの心の中にある
普遍的な
【4つのネガティブな感情】と
リンクしている。



そして 
それぞれの段階に
【必要とする愛(エネルギー)】があり

 

その段階で求めている愛を
【ちゃんと受け取れると】
 


僕らは
次の段階に進めるようになっている。


それは本当に魔法のような一瞬の出来事で。
心から必要としていた愛(エネルギー)に気づき
受け取ることで
現実は簡単に変わっていく。


逆に言えば
それぞれの段階で
必要な愛を受け取らないと
次の段階へは進めない。


もしくは
進んだように見えても
また同じようなことで
悩むようになっている。


だから
目の前に
悩みや問題があるということは


何か、受け取れていない愛が
まだある
ということだ。


それぞれの段階で自分と向き合い
リンクしている
ネガティブな感情を癒し
必要な愛をすべて受け取ることができれば


本当の願いが
錬金術のように
具現化していく。


今、私はどの段階にいて
何を相手に求めているのか?
 

どこで心がつまづいていて
どんな愛を必要としているのか?

 

それを
理解することが
停滞した現状を変え
願いを叶える上で
何よりの鍵になる。

 

これが分かると
自然の理を理解でき
 


自分自身の中に眠る
生命の環(エネルギーサークル)も理解できる。


あらゆるパートナーシップの極意にもなっているから
人間関係に悩むすべての人も
ぜひ何度も読み込んでほしい。


セッションをやっている人も
これを知っておくだけで


お客さんが今、何を求めているか、
どんなエネルギーを渡せば
変化していけるのかを
理解出来るようになる。


セッションの質が別次元になるから
暗記しておくことをオススメする。


では
さっそく見ていこう。 



【春】

対応するエレメントは「水」
司る感情は「悲しみ(諦め)」
必要とするエネルギーは「受容(慈悲)」

---------------

 
まず
僕らの心は
《自分の気持ちが分からない》段階から始まる。


それは
生きてきた中で
何度も傷ついて

 

僕らは心を開くことすら
無意識に拒絶してしまうようになったからで。


この段階のときに
僕らが求めているエネルギー(必要な愛)は


「自分でも分からなくなってしまった
私の気持ちに
優しく寄り添ってほしい」


「何も出来ない私も、ただ受け入れてほしい」

 

という
【気持ちや存在の受容】だ。



「私は誰からも理解されていない」
「私の気持ちを誰も分かってくれない」

 

という悲しみや諦め、絶望から
閉じて弱ってしまった心に

 

優しく寄り添い
安心させて
回復させてあげる必要がある。

 

ただ
優しく
あたたかく

 

あなたの存在が大切だと言って
私のことを否定せず
寄り添ってほしい。

 

そんな段階でもある。


 
この段階のときに
論理的な思考で端的に
「正論や解決策」を言われても
 

否定されたように感じて
まったく受け取れないようになっている。
 


なんなら
相手がどれだけ
自分のことを思っていようとも
敵としか思えなくなる。


セッションでも
ただエネルギーが枯渇して
共感してもらいたがっているお客さんに対して
 

「こうするべきよ」
「こうしたら解決する」


と言っても
全く受け取ってもらえない。


その
受け取らない姿勢を見て
 

「だからダメなんだよ」
「それじゃ成功できないよ」
 

と言う人も多いが
それは
本当は
弱い自分を裁いているだけで
 


いつか奮い立たせていた馬力が
出なくなる瞬間が来る。


人は
成功する方法なんて
元気になれば
いくらでも学べるし行動できる。

 

知りたいのは
成功するための方法ではなく
自分の心を自分自身で癒す方法なんだ。
 


けど
悲しみに打ちのめされた心を癒し
再び前を向き
歩き出すための方法を
ほとんどの人が知らない。


大抵のモラハラや
男女のすれ違いも
この段階の無理解から生まれる。


例えば
女性が男性に相談したとき
「なんでこんな簡単なことも分からないの?」と
気持ちに全く寄り添えず
解決策だけを伝える男性に対して
 


「そんな簡単なことも分からなくなるくらい
私が疲れて消耗してることが
なぜ分からないの?」と

 

本当はパートナーからの労いを求めているのに
それを言葉にはせず
察してほしい女性。
 


このすれ違いに
男女の悲劇が全て詰まっているw


そしてこれは
男性と女性だけの問題ではなく


自分自身の中の
男性性と女性性の間にも
同じすれ違いが起きている。 


「自分の気持ちくらい、なんで自分で分からないの?」
と責める自分に
何も言えないもうひとりの自分。


「自分でも自分の気持ちが分からない」くらい
傷ついてしまった
何もできない自分の弱さにも
優しく寄り添ってもらえると
僕らの心は自然と癒されていく。

 

「自分の気持ちも分からないくらい
傷ついた私を分かってほしい」

 

そんな自分に対して
自分自身が
「私は、どんな弱い私も見捨てない」
と決めるとき
 


僕らは
【絶対的な安心感】を
感じられるようになっていく。


僕らはずっと
他の誰かではなく
自分自身に
そう言ってもらいたがっているんだ。

 

そして
その安心感があると
最初は時間がかかっても
少しずつ心を開けるようになり

 

自分の力でちゃんと
《自分の気持ちを受容できる》ようになる。

 

ちなみに
傷ついた自分を受容できず
無視したまま
癒せていない人は
無意識に悲しみを抱えたまま進むため

 

他人の弱さやネガティブを受け入れられなくなり
成果主義や能力主義へと走りやすくなる。


他人に弱さを見せず
とにかく自分で動き
能力を身につけようと
努力して
結果を出し
そのまま成功すると


主体的でない人、努力していない人を
批判し、裁きやすくなるが

 

「本当は
努力しなくても
弱くても
存在として愛されたい。
(気持ちに寄り添ってもらいたい)」
という本音が眠っていて
 


どこかのタイミングで
それが問題として浮上する。
 


仕事では誤魔化せても
男女のパートナーシップくらい近くなると
自分の闇は隠せなくなっていく。

 

パートナーに強く当たってしまう。
パートナーとの関係が長く続かない。

 

そんな傾向がある人は
自分の弱さを統合する必要がある。

 

人の弱さを受け入れられないのは
過去に失敗や挫折をしたときに
悲しみを感じることを避け
味わい切ることを
しなかったことが原因で。


失敗したままでは大変なことになるという不安から
傷ついた自分の気持ちを無視して
他者にも頼らず


無理矢理自分を奮い立たせることで
力技で解決してしまったが故に
他人にもそれを押し付けてしまうパターンを繰り返す。

 

解決法は


時間をかけて

悲しみに寄り添うこと
 

その間は他人に頼ること

 
その際、弱さを隠さず開示すること

 
そして
 

「自分が何とかしなきゃ世界は大変なことになる」
という恐れを手放すこと

 

ただ
悲しみに寄り添うことを
自分に許すと
 


僕らは癒されて
必ず
また元気になれる。

 

そうやって
僕らの心に眠る
慈悲という自然治癒力を信頼できるようになると
 


自分を無理矢理奮い立たせようとしなくなり
ちゃんと癒されるまで
休息することを自分に許せて
優しく寄り添うことが出来るようになる。

 

(それが
人生をうまくいかせるための
最短なのだと理解できるようになる)

 

その癒しを体感すると
周りのネガティブなメンヘラ状態の人たちを裁かず
彼らの悲しみや癒しのプロセスも
優しく見守れるようになり


気づくと
周りのメンヘラの人も勝手に癒されている。

 

(僕ら自身の波動は
周囲の5メートルまで影響を及ぼすらしく
自分が安らいでいると
周りも心地よさが伝播し

 

自分が不機嫌になると
周りもピリつき始める)


それから
多くの人が
元気のない人を見ると

 

「私が何とかしなきゃ」と
ポジティブに励ますんだけど
それは逆効果でw

 

悲しい人は
ただ
「それは辛かったね」
という寄り添いと
慈悲と慈愛のエネルギーを求めているんだ。

 

人の弱さに怒りや嫌悪を感じたり
それを避けようとするなら

 

あなたは
本当は
あなた自身の弱さを赦せていないだけで。

 

その弱さや悲しみに
本当は
自分自身がいちばん
寄り添ってほしいと願っているんだ。
 


外側に見える
弱い存在に見える人々。

 

それは
あなたがいつかどこかで
切り離した
あなた自身の分身でもある。

 

その人たちを変えようとせず
ただ、寄り添い受け入れることで
自分自身の弱さを
統合していくこと。

 

それが
僕らが
心の奥底で求めている
本当の願いでもある。


「私は、どんな私も見捨てない」

 
これを
何度も何度も
自分自身に言ってあげることで
僕らの心は統合されていく。

 

「今、何を感じてる?」
 「どんな気持ちを分かってほしい?」

 
それを
毎日
自分自身に問いかけてあげよう。

 

最初は
答えがなくてもいい。

 

「私は、あなたのことを、ずっと気にかけている」

 

それが
自分自身の深くまで
伝わることが何よりの癒しとなるから。
 

 

では
次のステップを見ていこう。
 


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