短文バトル222・第3回「一番古い記憶」
父がずっと音楽関係の仕事をしていて、幼少期から音楽ライブに家族で行くことが珍しくなかった。覚えているのはエリック・クラプトン、GLAY、ウルフルズなど。
ライブはたいてい夜なので、いつも眠かった。がんばってステージを見ようと思っても、観客が皆立っていて何も見えない。いじけた私は会場の座席で、時には楽屋で寝ながらライブの終わりを待っていた。
大人になって、好きな音楽とアーティストが増えていくたびに「もったいないことしてたな」と思う。
10年ほど企画・マーケティング関連の会社にいました。 その時の激務で出会った仕事やすごい人々のお陰で今の自分がいるので、本noteでもよりよい仕事や働き方について模索していければと思います。