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自己紹介(GVA国際法律事務所)

プロフィール

GVA Professional Group(GVA国際法律事務所)の藤江です。弁護士として、GVA国際法律事務所と、タイ事務所であるGVA Law Office (Thailand) の代表などをやらせていただいてます。

GVA国際法律事務所とは

GVA国際法律事務所は、大阪に拠点を置き、国際法務を中心に取り扱う法律事務所です。この事務所は、東京にあるGVA法律事務所から派生して設立されました。大元である東京のGVA法律事務所は、スタートアップ企業の支援を専門としており、現在も多くの企業の成長をサポートしていますが、実は2017年からバンコク拠点を設立し、東南アジアでの企業支援にも力を入れてきました。そこから数年、アジア法務の領域で企業を支援してきた経験を活かすべく設立したのがGVA国際法律事務所です。

設立の経緯

私がGVA国際法律事務所を設立した背景には、やはりバンコクオフィスの経験が大きく影響しています。私は、弁護士として4年目を終える直前に、東京からバンコクに渡航しました。スタートアップ企業の支援にやりがいを感じつつも、元々東南アジアにおける日系企業の支援に関心を持っていた私は、半ば強引に海外拠点立ち上げの承認を取り、バンコクオフィスの立ち上げに挑みました。

そこから先は、タイ人の弁護士達とともに悪戦苦闘しつつ、ほとんどを海外で過ごす日々です。30歳当時、現地での生活は刺激的でした。日本とは違うタイの空気や熱気に浮かれていた時期もあったように思いますが、幸い多くの仲間に恵まれました。その中で、スタートアップ企業を支援してきた経験を元に、タイの弁護士達のチームと共に、現地日系企業の法務支援に取り組んできました。

タイで働く中で、私は、数多くの東南アジア進出案件のサポートに関わることになります。その中には、入念に事前準備をした上で進出されている企業もあれば、まずはやってみようという考えで進出される企業もありました。どちらが正解ということはないのですが、私が感じていたのは、そういう進出企業の情報量に地域差(特に首都圏とそれ以外)があることでした。

2024年現在時点の弁護士数は45,000人ほどで、そのうち50%が東京の弁護士会に所属しています。改めて見るとすごい偏りだなと思いますが、この事実を踏まえた時に、私の感覚は、そもそも首都圏以外に国際的な法務マターをサポートする専門家が足りてないのではないか?という思いに変わっていきました。

そして、コロナ禍が一服した頃でしょうか、日本、特に関西地域において国際法務を専門とするチームを作ろうと決めて、大阪にGVA国際法律事務所を立ち上げました。

チーム紹介

現在、GVA国際法律事務所には以下のメンバーが在籍しています:

  • 共同代表弁護士:1名

  • アソシエイト弁護士:2名

  • タイ弁護士(日本国内での資格はありません):1名

  • ITチーム:3名(うち2名はフィリピン人)

現在は非常に少数のチームですが、半分近くが外国籍のメンバーですね。特にタイで一緒に働いていたタイ弁護士が、日本に移住して仕事をサポートしてくれていることは、強い支えになっています。また、ITチームのサポートにより、業務の効率的にもかなり積極的に取り組んでいることも特徴です。ちなみに、法律事務所としては珍しく、所内公用語は英語にしています。

私自身は、大阪とバンコクを行き来する生活をしており、時間のやり繰りに目を回しているような状況ですが、小さな工夫を積み重ねて、この事務所を多様な文化や背景を持つプロフェッショナルが集まる場所にしたいなと思っています。

最後に 

このNoteは私の個人のアカウントですから、事務所の公式Webサイトとは少し違った角度で、個人の考えや意見を配信していきたいと思っています。法律事務所としての立場で執筆した記事などは、事務所Webサイト等で発信しているので、そちらをご覧ください。どうぞお付き合いいただければ幸いです。


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