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Skillnoteのいま(2022年)のプロダクト開発について

はじめに

株式会社SkillnoteのVPoE安藤です。
「世界の製造業に貢献するプロダクト開発を目指して」の記事(https://note.com/skillnote/n/nc07d910d8f2c)が公開された当時(2020年3月)は、組織としても全社員10名程度、エンジニアは自分を含めて2名、もう1名の入社が決まって3名に増えるところまで見えていた、そのような状況でした。
Skillnote社もプロダクトも、多くの部分が「可能性」や「構想」ばかりで実現できていることがほとんどない、そのようなすべてが“これから”という状態でした。
この記事では2年間でこの状況がどのように変わってきたか、主にプロダクト開発面を中心に書いていきたいと思います。

開発チームの変化

まず、なんと言っても大きく人が増えました。
2020年に3名入社(全4名)、2021年にも3名入社(全7名)、2022年には7名入社(予定含む、全14名)、2023年の入社予定1名まで含めると、全15名にまでチームメンバーが増えることになります。
エンジニアの内訳は、UXエンジニア(デザイナー含む)3名、QAエンジニア2名、SREエンジニア1名、フルスタックエンジニア8名、および自分、といった構成になっています。
そして、2022年下期からは人数の増加に合わせてチームを分割し、2チーム制をスタートさせました。プロダクトの機能を拡張するチームと、パフォーマンスやセキュリティ等の非機能面およびオンボード関連の機能を開発するチームです。

チーム分割

チームとしての取り組みについては、毎月の開発合宿(もくもく会などのコンテンツを開催する1日企画)、毎日の朝会、週次のWinセッション(ふり返り)、プランニングポーカー、リリースふり返りなどを実施するようになり、開発プロセス全般の改善、チーム力向上、見える化を促進すること等を実施するようになってきています。

プロダクトの変化

2021年4月、待望の完全内製化プロダクトをローンチし、大きな節目となりました。その前からずっと稼働しているプロダクトと並行での保守・運用となりますが、その後も少しずつ機能追加しながら両システムとも開発・保守・運用をしてきています。
機能面については2021年10月に多言語対応を実現、その後もSSOや外部システム連携機能なども実装し、海外事業の推進やSAP社との連携を深めていく足がかりとしてステップアップしていっています。
非機能面についてはCI/CDの分離、内部ネットワークの整理・改善、暗号化やパフォーマンス改善、運用負荷を軽減する対応等を進め、直近ではエンタープライズ向けのオプション検討を始める等、様々なトピックに取り組んでいます。

Skillnote多言語対応

2年を振り返って

冒頭に記載した通り、2年前は全てが「可能性」だったことが、全般的に大きく前進している、ということを実感しています。新プロダクトの開発に舵を切る意志決定を(震えながら)したことなど、懐かしいという思いすら。。
そこから会社も成長し、それに合わせてチーム、プロダクト、そして個人も大きく成長し、それがさらに会社の成長をドライブする、という循環が回り始めてきており、より大きな成長につながる、爆発前夜に来ていることを確信しています。

これから

次の成長に向けてプロダクトの中期戦略も具体化しはじめており、近くそこに向けても歩き始めることになります。方向性によっては新プロダクトの開発も視野に入り、それに伴い新しい技術へのチャレンジも行っていくことになります。
海外事業は現在進行形でPoCが進んでおり、それに伴い非機能面での対応(海外リージョンやタイムゾーンなどへの対応)も具体化していきます。
そのような中、開発チームとしてはまだまだ人が不足している状況で、引き続き採用を継続していきます。この2年間で「可能性」だったものが現実化し、また新たな「可能性」をも見据えつつあるSkillnoteについて、興味を持たれた方、是非力をお貸しください。


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