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【ライブレポート】SorAZだからこそできたライブ<SorAZ Major Debut Live「First Gravity」>

2024年1月27日(土)にCLUB CITTA'にて、ホロライブ0期生として活動中のときのそら & AZKiによるユニット・SorAZのMajor Debut Live「First Gravity」が開催れました。

SorAZとしてのワンマンライブは2020年9月のオンラインライブ「SorAZ Special Live 刹那的クロニクル(#劇場版SorAZ)以来3年8ヶ月ぶり。SorAZのワンマンライブの現地会場での開催は初。本公演はセットリストが一部異なる昼の部と夜の部の2部制、本記事ではその夜の部について振り返っていきます。

SorAZ初の現地ライブということで、全世界(文字通り海外も含む)からそらとも(そらちゃんのファンの総称)、開拓者(AZKi先生のファンの総称)、そらまめ(SorAZのファンの総称)がCLUB CITTA'に集結しました。その数は開場時間が押し、なおかつ会場内の人口密度がギュウギュウになるほどで、始まる前からSorAZの人気の高さを実感しました。

会場に開演時間が遅れるというハプニングを気にする空気はなく、ただSorAZの二人がステージに上がるのをみんな静かに待っていました。その静かな興奮と緊張を破るように1曲目「せーので!」を皮切りにライブが始まりました。「せーので深呼吸 始まってくここからready go!」とまるでそらまめに最高のライブの始まりを告げるような歌と、会場を突き刺すようなレーザーとキラキラ輝く宇宙のような映像で、会場は熱気あふれる音楽空間へと変貌。もちろん歌だけではありません。SorAZの二人のダンスパフォーマンスも、時にシンクロし、時にシンメトリーに、音楽を表現していました。休む間もなく「Scale the walls」を歌う二人。「立ちはだかる壁を登って刻んでいきたいな」という歌詞を聴きながら、二人のこれまでの軌跡に思いをはせていました。今でこそすっかりホロライブの一員の二人だけど、それぞれホロライブの始祖として、イノナカミュージックとして、ファンから見ても他のホロライブメンバーとの壁を感じた時期がありました。その壁を乗り越えて、今こうして好き放題上を目指している二人から、頼もしさすら感じます。続けて3曲目は「ふたりDestiny」。本公演のテーマでもある「歌の引力で惹き寄せられたSorAZ」を思わせる歌詞を、力強い歌声で格好良く歌い上げます。背景映像も引力で惹き寄せられる星々が流れ、視覚と聴覚で音楽を感じることができました。このライブの序盤3曲を体感しただけで、この日のSorAZの仕上がりが最高であることが伝わってきます。

「そらまめのみんなー!こんそめー!」「こんあずきー!」「「二人合わせてSorAZです!」」と挨拶をする二人。歌っている時の凛々しさはどこへやら、二人はMCで定番の「○○から来た人?」や「昼公演も来た人?」の質問をして、可愛く楽しそうにそらまめと交流しました。そしてこのライブのテーマを二人で読み上げて次の曲の導入としたかったのですが、そらちゃんがセリフ調に読むのを照れるという一幕も。

「この広い宇宙で歌の引力で惹かれ合ったSorAZという奇跡」「過去も未来も二人はずっと繋がってるという運命」

暗転の後、そらまめの目に飛び込んできたのはドレス衣装に身を包んだSorAZ。この瞬間がこのライブのハイライトと言っても過言ではないでしょう。それぞれのドレス衣装のお披露目配信を見た時から、この衣装で二人が並んだら絶対に映像映えすると思っていました。そらちゃんの可愛いドレス衣装に、AZKi先生の大人っぽいドレス衣装。色味も白と青を基調としながら、そらちゃんの星々の黄色、AZKi先生のメッシュの赤が良いアクセントになっています。この豪華な衣装で歌うのは、ライブのテーマの二人が出った奇跡と運命を歌った「MAG-NET」、大きなピンク色のハートの映像を背にもっともっとと甘く囁く「惑わす星」、高音のロングトーンが美しく二人のシンクロした振り付けが目を引く「君と僕はアルビレオ 惹かれ合う彗星テイル」と、多彩な音楽性で会場を彩りながら、SorAZでしか奏でられない温かで甘くて優しい音楽が鳴り響きました。

二人ともドレス衣装で一緒に歌いたかったこと、フラスタやお昼に食べたお弁当の話に花を咲かせた後、「今日一番の声を聞くかせてくれますか!?」「全力で楽しんでいきましょう!」と会場を煽るSorAZでした。その後格好いいアタック映像が流れて、二人はブライト衣装にお着換え。

昼の部で「刹那ティックコード」を歌っていたので、ここで歌うのはそらまめみんなも予想していた通り「紅藍クロニクル」。格好いいロックチューンを二人の歌姫が歌唱力でバチバチ争うような曲は何度聴いても鳥肌が立ちます。そしてAZKi先生がソロで「画面の中の君が好き」を披露。YouTubeで公開されているこの曲のMVの概要欄には一言「みんなのうたです!」と書かれています。その言葉の通り、この曲は開拓者がAZKi先生に対して抱いている気持ちを見事に言語化してくれています。「君にとってこの場所が生きる糧になれたなら僕は幸せだ」という歌詞を考えた瀬名航さんは天才だと思います。そらちゃんがソロで歌う曲も、そんな瀬名航さんが作詞作曲した「ゆっくり走れば風が吹く」。この曲の間奏に込められたギミックに泣き崩れたそらともは数え切れません。しかもこの曲はライブで歌う時、その日の想いを述べる時間に間奏を使えるという汎用性も併せ持っています。今日その間奏でそらちゃんは次のように語っています。

「あずきちと今までたくさん活動してきて今年やっと二人でメジャーデビューができ本当にうれしく思っています。これもみんなが応援してくれたおかげだと思っています。これからも私たちのことずっとずっと応援してくれますか?」

ソロパートが終わり再びSorAZの二人で歌うのは「フレーフレーLOVE」と「Intersection」。「フレーフレーLOVE」はときのそら1stワンマンライブ「Dream!」で初披露された新曲で、AZKi 4th LiVE「REPEAT THiS LiFE WiTH U」でAZKi先生もこの曲をカバーしていまた。その曲をSorAZのライブで歌うなんて、先に歌ったエモいソロ2曲だけでも十分感情が高ぶっていたのに、さらに長年かけた文脈を重ねられたら、床になるしかありません。そんな空気を吹き飛ばすようにダンスナンバーの「Intersection」を治安悪く歌う二人。ラップもバッチリキマって、まだまだライブを盛り上げていくんだという意気込みを感じました。

夜の部は昼の部と真逆のエモいセトリになったことや、今日はそらまめのみんなに声を枯らして帰って欲しいことを語り、「最後まで行くよー!」とラストスパートが始まります。まずは「恋愛コスモロジー」で、飛び交うレーザーと極彩色の映像、EDMっぽいメロディが独特の世界観に没入させてきます。そしてアルバム「Futurity Step」の中で一番コールが激しい「ハジメノイッポ」で会場の盛り上がりも最高潮に。個人的にSorAZの二人が大きく足を上げて歩く振り付けが可愛くて好きです。そして最後の曲「テレパシー」では可愛さ全開で「SorAZビーム!」を会場のそらまめたちに発射。「歌い続けるわキミのそばで」と歌で新たな約束をしました。そして曲の最後には「せーの!」でみんなでジャンプ!それと同時に会場に向けて銀テープが発射されました。

「アンコール!アンコール!」の声が鳴りやまない中、SorAZの二人の特報が発表されました。そらちゃんの6th anniversary party KeepShinin開催決定。AZKi先生のオリジナルアルバム制作開始とワンマンライブ開催決定。どちらもそらともと開拓者にとって待ち望んだお知らせでした。会場からは割れんばかりの大歓声が沸き上がります。

アンコール曲を歌う前に今日の感想として、そらまめ、そらとも、開拓者の応援への感謝を述べました。そして「SorAZは止まらねぇぞ!」と宣言し「次があったら来てくれる?」と会場に問いかけて、もちろん会場の答えは肯定の歓声でした。このライブを締めくくる曲はホロライブの全体曲「Shiny Smily Story」。これまで何度も色々なライブで聴いてきた曲で、会場のコールも非常に統一されていました。そんな心地よい一体感に包まれながらエンドロールを眺めていました。

ライブ全体を振り返ってみて、このライブは「ときのそらのライブ」でも「AZKiのライブ」でもなく「SorAZのライブ」だと感じました。前回の劇場版SorAZのセトリと比較すると、圧倒的にSorAZの二人で歌った曲数が多いです。そして歌った曲数だけでなく、既存曲のカバーではなくSorAZのために作られた楽曲がセトリの過半数を占めています。ソロの活動では歌わない曲を歌えるのが楽しい、とお二人も語っていた通り、SorAZだからこそ生まれた曲、開催できたライブでした。SorAZのライブをFirst Gravityの1回だけで終わらせるのはもったいない。Second Gravity、Third Gravityとつながっていって欲しいです。

最後にビクターエンタテインメントのSorAZ特設サイトのSorAZの紹介文から引用します。

対照的でありながらどこか通じ合う2人が各々の活動を超えた”自由な遊び場”として、2人だからできる、2人にしかできないユニットを結成!

これからも二人の「自由な遊び場」から楽しい思い出がたくさん生まれますように。そう願わずにはいられない素敵なライブでした。

昼公演セットリスト
1.せーので!
2.Scale the walls
3.ふたりDestiny
4.MAG-NET
5.いけないんだ
6.君と僕はアルビレオ 惹かれ合う彗星テイル
7.刹那ティックコード
8.ケ・ソラ・セラ(ときのそらソロ)
9.ω猫(AZKiソロ)
10.猫ならばいける
11.エレクトリカル・サーフィン
12.恋愛コスモロジー
13.ハジメノイッポ
14.テレパシー
EN.キラメキライダー☆

夜公演セットリスト
1.せーので!
2.Scale the walls
3.ふたりDestiny
4.MAG-NET
5.惑わす星
6.君と僕はアルビレオ 惹かれ合う彗星テイル
7.紅藍クロニクル
8.画面の中の君が好き(AZKiソロ)
9.ゆっくり走れば風が吹く(ときのそらソロ)
10.フレーフレーLOVE
11.Intersection
12.恋愛コスモロジー
13.ハジメノイッポ
14.テレパシー
EN.Shiny Smily Story

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