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AZKi 3rd/last ENTAS LiVE「レペゼンエンタス」(+0922without Uリリイベ)レポート

9月22日に秋葉原エンタスで開催されたVSinger「AZKi」の3rdライブ「レペゼンエンタス」に参加してきました。

AZKiのエンタスでの最後のライブをレポートしていきます。

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リリイベ+特典会

レペゼンエンタスの前に11月12日発売となるAZKiちゃんの1stフルアルバム「without U」のリリイベがありました。
21日のリリイベで収録されている曲の半分についての裏話が語られており、22日のリリイベでは残り半分の裏話が語られました。
各曲の裏話は下記のとおりです。

世界は巡り、やがて君のものになる:アルバム唯一のバラード曲。さめのぽきからもらったデモに「考察.PDF」が添付され良いことが書いてある。ぽきさんのエルサちゃんへの思いと、ツラニミズさんのAZKiちゃんへの思いは本質的に似ている。
Midnight Song:クラブミュージックを意識したAZKiレッドシリーズ。ゆったりと乗れる曲。最初はキーが合わなかったため、AZKiちゃんらしく歌えるようにキーを変えた。
Reflection:音の続き方がTEMPLIMEらしい曲。BPM125の曲で歌う時は110で歌ってからそれを曲に合わせるという初体験の作り方だった。爽快感のある曲で朝聴きたい曲。文学的な歌詞。ツラニミズさんからTEMPLIMEへの曲のオーダーは「童貞の男の子が拗らせた恋愛ソング」。
のんびりと、:アルバムの中で最初に出来上がった白あんの曲。ポップチューンで散歩に行きたくなるような曲。今までの白あんにはない曲でホワホワするスルメ曲。「今日は何曜日?」という歌詞で「〇曜日!」とコールを入れて欲しい。手拍子する箇所もある。
フロンティアローカス:ハムさんとclocknote.さんというVに熱い2人が作ったVの世界に寄り添った曲。考察しがいのある曲。ツラニミズさんが仮歌を聴いて泣いた曲。AZKiちゃんの今もこれからもひっくるめて、こうあれたらいいなと思った曲。

裏話を聴いて思ったのは、さめのぽきさんの「考察.PDF」が読みたいということです。他にも考察ができる曲や言葉遊びのある曲もありそうなので、ぜひこれまでの曲のようにnotesで各局の解説をして欲しいです。

そしてリリイベのミニライブ。セトリは下記の通りです。

リアルメランコリー
ハートビート
のんびりと、(アルバム曲初披露)
from A to Z

21日とは対照的にAZKi WHiTEの曲中心でした。「のんびりと、」は非常に可愛くて楽しい曲で、聴いていると自然と笑顔になれる曲だと思いました。「今日は何曜日?」「日曜日!」のコールが楽しかったです。

その後のチェキ会ではアズキックをしてもらいました。

ライブ開場前+物販

物販は前日に購入を終えていたので開演まではまったり過ごしました。非公式ヒトニミズさんがいたのでアズキックをしてもらいました。

レペゼンエンタス

AZKi 3rd Live 『レペゼンエンタス』セトリ
1.フェリシア
2.オレンジ
3.リアルメランコリー
4.のんびりと、
5.I can't control myself
6.ひかりのまち
7.Fake.Fake.Fake.
8.Starry Regrets
9.たばこ
10.いのち(アコースティックVER)
11.フロンティアローカス(初披露)
12.ハートビート
13.虹を駆け抜けて
14.さよならヒーロー
15.シットデイズ
16.ERROR
17.Creating world
(アンコール)
18.from A to Z
19.without U(初披露)
20.Creating world(remix)

そしていよいよ開演です。開幕は白あんを中心に可愛く始まりました。歌ってみたの「オレンジ」が個人的に意外でしたが、「とらドラ!」が好きな古のオタクなので大興奮です。リリイベで披露した「のんびりと、」もレペゼンエンタスの中で歌ってくれました。この辺のセトリはリリイベに参加できなかった人への配慮が嬉しいです。

白あんの次は黒あんの曲が続き、会場の熱も高まっていきます。「Fake.Fake.Fake.」で肩を組んで飛び跳ねるのは楽しいです。各曲のコールも少しずつできていたりするので、ライブ現場の楽しさも増しています。

MCでは定番の「今日どこから来たの?」が行われ、一番遠いところから来た人は台湾でした。四国と九州から来た人が0人で、全国ツアーしたいね、なんて話も飛び出しました。

再度白あんの曲や「たばこ」でしっとりと聴き入ります。その後のMCでAZKiちゃんから、今こうして3rdライブやアルバム制作ができていることを10カ月前の自分に言っても信じてもらえないだろう、ここまで来てくれた開拓者に感謝していることが語られました。そしてアルバム収録曲の「フロンティアローカス」が5年後の未来の自分から昔の自分に語り掛ける曲であることが語られ、初披露されました。

そしてフロンティアローカスを歌っている時に旧衣装(=過去の自分)に変わる演出がズルいレベルでエモかったです。こういうVならではの演出は大好物なのでもっとやって欲しいです。

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この時点でかなり濃い内容だったのですが、ここからがライブの後半戦。アルバム曲の「虹を駆け抜けて」から「さよならヒーロー」「シットデイズ」「ERROR」と爽やかな曲、かっこいい曲が続きました。

最後の曲の前にAZKiちゃんによるこれまでのライブの振り返りがありました。5月19日にクソAZを、7月24日にAZ葬を行い、そして今日3rdライブまでやってきてAZKiは成長した?という問いには当然会場全員で「したー!」と答えます。今日はこれまで開拓者と一緒に歩いてきたことを痛感したことが語られ、始まりの曲「Creating world」でいったん締めとなりました。

アンコール

アンコールでは「from A to Z」「without U」「Creating world(remix)」の3曲が歌われました。そして「without U」の前に少し長めのMCがありAZKiちゃんが自分で書いた手紙を読み上げました。アドリブだとまとまらないため事前に書いたそうです。

手紙の内容ですが、AZKiちゃんがVSinger「AZKi」に対して抱いている思いや葛藤、そしてみんなへの感謝が詰まっており、私の語彙力ではそのすべてを伝えることはできません。ごめんなさい。

可能な限り内容のみを抜粋します。

「まだまだVTuberというコンテンツは手探りで可能性もあるがリスクもある」「AZKiが今ここに立っているのは色んな人のおかげで、誰か一人が欠けても今「AZKi」はここに存在していなかった」「10カ月前、漠然と歌が好きで始めた活動。ライブや歌を経験して成長できたという前向きな実感がある」「でも今たくさんのVTuberやシンガーがいて、歌やダンスやトークが上手い人がいて打ちのめされたりする」「まだまだ自分は未熟で、みんなをもっと大きな舞台に連れて行けるか不安になる」「でもAZKiは一人じゃない、チームでやっている」「今活動できているのは開拓者のおかげ」「ネガティブになるときもあるけど、そんな気持ちを吹き飛ばして嬉しい感情をくれるのはみんなです」「今日という楽しい時間を共有してくれてありがとう」「AZKiにとってかけがえのない物をもらっています」

そして開拓者のみんなに「without U」が贈られました。

演出には花譜ちゃんのライブにあったような、歌詞をスクリーンに表示させながら歌う演出が使用されました。この文字映像はノノルさん作とのことで、相変わらず素晴らしい仕事です。

そして9月29日の生放送で大切なお知らせがあることが伝えられます。引退のお知らせではないとのことなのでご安心ください。

最後は「Creating world(remix)」を歌い、AZKiちゃんのエンタス最後のワンマンライブは幕を閉じました。

まとめ~エンタス生まれエンタス育ちのAZKiはその日エンタス代表だった~

間違いなくこの日、AZKiちゃんはエンタス代表でした。最高の歌とパフォーマンスを披露して、会場にいた開拓者全員の心をつかんでいたと思います。

そして手紙で自信の葛藤を語ってくれたのが私はとても嬉しかったです。今AZKiちゃんがAZKiちゃんとして活動していることに感謝したいです。そしてまだまだAZKiちゃんとチームAZKiが作る世界を見ていたいと思いました。

この先VTuber業界がどうなるかは正直わかりませんが、いち開拓者としてこれからも応援していきます。

私もAZKiの「U」の一人になれていたら最高に嬉しいと思います。

おまけ:オフィシャル打ち上げ

今回公式酒ニミズであるオフィシャル打ち上げがありました。

内容としてはみんなで酒を飲みながら、ライブの感想やAZKiの好きなところを開拓者にマイクを渡して語ってもらうスタイルでした。司会進行はツラニミズさんとエンタスのTAKUYAさんです。

1時間弱の短い時間でしたが、みんなでライブの感想を語り合うのはとても楽しかったです。こういう機会を公式が設けてくれるのは非常にありがたいです。公式が特定のファンの飲み会に参加するのは、どうしても不公平感が出て荒れる要素になるので、オフィシャル打ち上げというスタイルはナイスだと思います。

開拓者たちがさんざんAZKiちゃんについて語ったあと、実は裏で全部聞いてました、とAZKiちゃんが登場しました。みんなから褒められているのを聞いて照れていたAZKiちゃんが可愛かったです。

そしてAZKiちゃんの、みんなで打ち上げができて良かった、今日のことは一生忘れないという言葉で打ち上げは締めとなりました。

21日、22日の2日間を私はほぼエンタスで過ごしたのですが、最高に楽しい思い出ができました。

この2日間を一緒に過ごしてくれた皆さま、本当に本当にありがとうございました。対ありです!

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