見出し画像

【漫画】COMBAT DOLL

 「CAMBAT DOLL(コンバット・ドール)」は“うすね正俊”さんという漫画家の作品です。かなり古い作品ですが、今だにファンも多く古さを感じない漫画だと思います。
 物語は近未来第三次世界大戦が起きて西側と東側で起きている戦いを描いています。こういうお話って大体はアメリカが主人公の国なんですが、CAMBAT DOLLはロシアなんですよね。ここがちょっと当時変わっていたような気がしました。
 当時は「宇宙の戦士」という小説にパワードスーツと呼ばれる戦闘強化服が出てきていました。あとはみなさんご存知の機動戦士ガンダムなどですね。
 しかし、COMBAT DOLLは“強化外骨格”という言葉を使用していました。なんとNBC兵器に対応している強化外骨格を漫画にするなんてどれだけマニアックな作者さんですか?
 こういった設定や物語って、男の子魂を揺さぶるのですよね。(笑)

兵器としての強化外骨格(EXO  SKELETON)

 現在盛んに企業が開発しているのは業務用であったり医療用であったりします。もちろんまだ戦闘用へ転用するなんて公にはできないですよね。とはいえ、各国でも軍が強化外骨格の開発はしておりますけどね。
 私は浪漫という意味では強化外骨格は好きですね。しかし、実際にもし戦争しなくてはならないのであれば“ドローン”が1番強いのではないかな?と思います。(ここがアメリア発想なんですかね?)AIが操作するのではなく、ちゃんと人間が上空の大型飛行ドローンを経由して地上の陸専用ドローンをコントロールしてとか?(戦争ないのが1番ですけどね。)
 現行の兵装もかなりの重量がありますし、銃器もかなりの重量ですね。訓練なしの一般人がいきなり兵隊になれないのも頷けます。
 ですが、強化外骨格があればいくらか楽にはなりますよね。(笑)しかし、うすねさんの描くCAMBAT DOLLは素人さんには操縦?操作が難しく、戦闘では役に立たない存在となってしまいます。(COMBAT DOLL 2話目参照)うすねさんの物語にはいつも凄い兵器やバイクが出てきますが、やはり最後は“魂”の物語になるかな?と思います。
 信念があり、愛する者を護るという魂が困難を打破しているという物語が私は好きです。

 ヒーロー漫画ではなく、なんとなく戦争が起きたらっていう部分を強く感じる漫画だと思います。そして戦闘の描写や細かく表現されたメカが男子にはたまらない漫画だと思います。「COMBAT DOLL-うすね正俊-Extra Works」はCOMBAT DOLLの物語をメインにしたコミックになっております。
 うすねさんの漫画はやはりビーム兵器ではなく“弾薬ばらまく”漫画ですよね?ちゃんと関節があり、現実あってもおかしくないリアルさが好きです。空を飛んだり瞬間移動したりはしないけど、思いっきり泥臭いホコリまみれの世界がハードな雰囲気を醸し出しているのと思います。うすねさんの漫画が好きな方はそういったリアルハードな部分に魅了されているのではないかな?と思います。

 有名な作品「砂ぼうず」懐かしの「Zとうちゃん THE No.1」など大好きな作品がたくさんありますが、iPhoneでCOMBAT DOLLを持ち歩きいつでも読めるって良い時代になりましたよね。
 でもね、単行本でも持っていたいのですよね。(笑)だってKindleにないコミックもあるのですから。COMBAT DOLLはKindleで買いますけどね。(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?