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#1 セダム八千代


身体の傷や、不調を癒すためには治療や薬が必要だ。
じゃあ心の傷や疲労を癒すものは何なのか?

趣味や愛情、娯楽、人それぞれ違うし、
何気ないものが癒しをくれることもあると思う。

長引く非常事態宣言で、
自粛生活が続く中、

じゃあぼくはどんなものにこの心の疲労を癒してもらってるかなぁと考えたら割と色々あることに気がついた。


これは別に押し付けでもなければ、
共有しようよ、でもない。

ただぼくが癒されてるかもなぁ、コレに。
というあらゆるものを不定期に紹介していこうと思います。

比較的ヒマだし。

最近note流行ってるし。


よかったらお付き合いください。


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癒しその1
「セダム八千代」


アンタちょっと誰よそれ?!
どこのスナックの女よ!

え?ちがう?
じゃあマンション名?

いや、

葉っぱの名前です。

セダム八千代ちゃんは、
葉っぱの名前なのです。

葉っぱというか、多肉植物の種類なのですが。

この自粛生活で植物とちゃんと向き合うようになりました。


今までは観葉植物はぼくの中でインテリアのひとつという意識が強かったです。

机、イス、植物、みたいな。

なんとなくなタイム感と雰囲気と渇いた恋心でお水をやり、

もちろん、植え替えとかもやったりはしていたけど、

それは家具のメンテナンス的なノリだったかもしれません。

それが、家にいる時間が長くなった今。


あぁ、そこで生きてるなぁ。

この子も生き物なんだなぁと、

ちゃんと「生」を感じるようになったんです。

今までゴメン、と。


毎日霧吹きで葉水を与えてやり、
土が乾いたらお水をたっぷりあげ、

網戸から風を通してあげて、
たまには日向に連れて行く。

といった感じに。


そして、
セダム八千代ですが、

この子と出会ったのは4月の頭の事です。


プリッとふくらんだ葉っぱと、
ひょろっと伸びた枝がとても可愛らしく、

一目惚れして我が家に迎えました。

日当たりのいい仕事机の横に、
他の植物達と一緒に置いてます。

そしてこの子の何が癒しかというと。



「ぜんっぜん水やりのタイミングや、
育て方がわからないところ。」


最初に土にささっていた丸いネームタグを見ても、
ネットをしらべてもぜんぜんピンとこない。


正直どうしたらいいかわからないから、
毎日様子を伺って、

とりあえずこの子がいつお水を欲しがるかを観察するのです。


これは、言うなれば始まりたての恋です。

押しつけすぎる愛情もよくないし、
与えなすぎる愛情もよろしくない。
(愛情=水)

この先どう育っていくかはわからないけど、

ちょっとずつ距離を縮めていこう。

明日もよろしくね、と。


そんな明日へのひとつの道しるべ、
セダム八千代。

ぼくにとっての癒しだね。

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