資本主義

資本主義と言えば、競争原理を主軸にした社会の考え方だ。資本を得るために過酷な競争を繰り広げている。

資本主義は社会主義や共産主義と対立しているが、資本主義が本当に正しいのか見直され始めている。人間は競争するものだし、競争することで成長するという理屈は理解できる。それが健全なもので、みんなが平等に参加できるのであれば問題ない。だが、今は富裕層が権利を独占し、競争に参加すること自体が難しくなっている。

格差も拡大している。格差そのものは仕方がないとして、貧困層が増えているのが問題だ。貧困層をなくすためにベーシックインカムを取り入れようとする動きがあるが、反対派もいる。もしもその反対派が、自分たちの払った税金を他の人たちに渡したくないという理由なら、その考えは見直してほしい。確かに、富裕層の中には努力をした人もいるのだろうが、努力することができた幸運を手にしていたとも考えられる。元から富を得ていた人はそれだけでラッキーだったわけだ。中間層も貧困に陥らずに生きていれる運を持っていたのだ。生活レベルの底上げができれば社会的に運を掴める人が増えるはずだ。

底上げと言えば...

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