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刺激を与えて引き出しを増やす

はじめに

21年春の時点での自分のカメラの向き合い方、考えを雑多的に書いてみました。最初に断っておきますと、第三者の写真を否定するような意図は全くありませんので、読むのであれば、それを承知した上で、熟度しろください😂以前に画作りについて、書いたことがありましたが、その時はプロレス会場での席位置によって撮れる写真が違うよ〜とか、写真は寄りがいいのか、引きがいいのかみたいなことでした。

以前書いた時とオーバーラップするところもありますが、まぁ日記的、今思ってることを書きたくなったんです。

ちょっと話題が変わりますが、最近は広角レンズを入手したので、よく風景や夜景を撮ることも増えました。

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これがプロレスの写真とどう関係あるのか、ボケェって話ですよね。ではプロレス観戦の話に戻ります。

レンズの特性を頭に入れる。

基本的に私がプロレス観戦に行くとしたら、
後楽園ホール、新木場 1st RING
の二つが多いです。

仕事の都合上、平日観戦が基本なので、その他の会場(大会場)は、土日祝日に行う大会場での観戦はほぼ皆無。曜日に関わらず特定の日時で行うビッグマッチとかなら行ける場合もあります。

先日、そんな偶然が重なり、日本武道館という大会場で観戦する機会に恵まれました。

席位置は1Fスタンド席。
問題はなんのレンズを使うか。
いつもの会場で撮るような画を狙うのであれば、200mm以上の望遠1本あれば事足りるんです。もちろん、望遠レンズはバックに入れました。しかし…せっかくの大会場。そこでしか撮れない画を撮りたいと思い、17-28mmレンズも一緒に並行して持っていくことに。

広角レンズで撮影した写真がこれ。

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ちなみに、こっちは望遠レンズで撮影した作例

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会場の雰囲気が伝わるような入退場中を狙うときは、広角を使用し、試合中の選手の表情や躍動感が出る試合中は望遠。

と使い分けるようにしていました。

望遠と広角での違いをもっと突っ込んで言うと、

望遠・・・被写体に対して寄りたい。ようするにできるだけアップで撮るから、構図はある程度無視してでも迫力ある写真が撮りやすくなる。望遠レンズをあえて使うことによって圧縮効果も期待できますが、ちょっと話が難しくなるし、まとまらなくなるので、その話ははしょります。

広角・・・画角が広くなるので、当然情報量が多くなる。構図の組み立てが大事になります。写真の中で主題、副題はなんなのかをハッキリさせないと、撮る側と見る側の思考が合致する可能性が低くなるからです。

日本武道館での撮影は望遠と広角のそれぞれいいところを引き出したいという狙いがあったんですね。

言い方を乱暴にいうなれば、顔やバストアップいっぱいに映し出した写真だと、それが小規模会場のものなのか、大規模会場のものなのか、判断しづらくなりますし。もちろん、撮影者の意図が何を伝えたいのかが大事ですし、瞬間瞬間の切り取り方でも印象が変わってくるんですけれどね。

撮影したい写真に対してイメージする。想像する。

今一番、自分が大切にしていることです。
これが無い状態でカメラを構えると、撮りたい気持ちが漠然としてしまう。

これが無いと、うまく撮れたか、(自分の満足度を満たせているか?)という手応えも少なくなってしまうし、目的がない状態で撮影となると、やる気も出なくなっちゃうケースが多いです。

私は夜景や風景写真を撮ることで構図の練習をしています。

プロレスの場合は指定された席の位置でしか撮ることはできません。しかし、使用する機材(カメラやレンズ)によって、印象が全然異なりますし、風景を撮ることで、構図力を磨き、肥やしにする。

風景写真や夜景写真って動かないもの、というイメージがあるかもしれませんが、厳密に言うと、撮影できる時間に制限があります。たとえば、晴天ならば雲の流れ、夕暮れ、夜、とその時間帯によって印象が変わってきますし、夜ならば、ライトの点灯時間の制限もありますし。あっちこっちで撮りたいのであれば、移動時間も増えますし。

ちなみに、先日夜のスカイツリーを撮りに撮影行きましたが、5か所で撮影したいと考えていたところ、消灯になってしまい、2か所しか行けませんでした。あーくやしー。

真似は引き出しを増やす

カメラが上手い人という抽象的な言葉がありますが、それは知識や技術はもちろんですが、自分が言う上手い人は自分好みの画作りをしてくれる人っていう意味合いで使うことが多いですかね。

この人の写真すごいな!→えー自分でも撮れるのかな。って真似をするところから始めるのが上達する確実な手法かなと思います。

私もいろんな人の真似をいっぱいしました。それはレタッチだったり構図だったり。で、自分なりに真似して近づけてみる。限りなく近づいた時、自分がその時に自分の写真に満足できているなら、それが一番いいと思います。ただ、写真って最終的には人の感性じゃないですか。○○点!っていうデジタルなもので評価されるわけでもないですし。

自分の場合は、そういうやり方もあるんだな、参考にしよう、と、一つ引き出しが増えたぐらいで見てる感じですかね。せっかくならもっと色々試してみたほうが楽しいし、自分の幅が広がるんじゃないのかなって思います。

それで自分が楽しければいーじゃん。

引き出しが増えるのって楽しいんですよ。

こんな切り取りしたいな、こんな写真が撮りたいな、こんなレタッチをしたいなっていう目標に動いているから楽しいんです。そこに達したら、また次の目標を探す。これの繰り返し。

真似する際に気を付けてもらいたいのは、誰かがアップしている写真をさらにレタッチや加工を加える。これは絶対にダメです。

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制作者(撮影者)の意図とは別の色合いにしたり、切り取ったりすること。ダシにこだわった自慢の味噌汁です。ぜひご賞味くださいと出されたものに対して、ハチミツぶっかけて飲まれて美味しいって言われたら嫌でしょ。

それやるんだったら初めから自分でやれや、ぼきゃー。ぶちくらわすぞ、わりゃー。って言いたくなるでしょ。

これはほんとにダメです。失礼です。

自分に刺激を与え続けて楽しいを継続させる

今度、〇〇っていう会場で席がここなんだけど、そうすると、今持ってる機材では心もとない、レンズを買い足す、レンタルする、そこでまた発見が増える。楽しいですよ、お金もかかりますけども(-_-;)

そういう刺激を常に求めることで自分に飽きさせないっていうのも大事かと思います。

スナップ写真、機会があればポートレートも撮ってみたいとも思ってるんです。結果、それがよりプロレスを主として撮影している自分の肥やしとなって、深みが出る…のかな。出るといいなぁ。今、試行段階中です。

最後の1行を書いているうちに、なんかよく分からないけど、急に不安になったので、ここで締めます。

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おわり


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