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プロレス写真におけるオリジナリティとは

プロレス観戦時の撮影、いつ撮るか。

いつだってチャンスはあります。

ざっくりですがこんな時です。

・選手がファンに向かってアピールしている時。

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・攻撃をしている、技を仕掛ける時(受けている時)

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・感情。

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細かいポイントを上げるとキリがないですので、大分類でね。

他の方も同じようなタイミングで写真を撮ると思うんです。しかし、観戦を重ね、同じような席で同じ選手を撮り続けた方なら分かるかもしれませんが、似たり寄ったりの写真を撮るんなら、自分の写真だって一目でわかるようなオリジナリティが欲しくないですか?

ズームレンズが一番便利ですが、敢えて単焦点で狙ってバキッとした写真を撮ったり、逆に、望遠ズームを使用する前提で、ずーっとずーっと上や後ろに下がって、ロープコーナーが目に入るリスクを下げたりね。これはどっちが正解とかはないです。どちらもその席、そのレンズでしか撮れない写真なので。

そこに加えてのレタッチですよね。まぁレタッチっていうのは分かりやすく言うと加工です。コントラストが弱いと思ったら上げてもいいし、暗いと思ったら明るくしていいんです。

いじるのは邪道だ!っていう方もいますけどね

いいんですよ

だって

デジタルデータなんですから。

そこはむしろセンスだし、自分の納得できる100点の写真に加算して近づけられるのであれば迷いなくレタッチするべきです。それは卑怯とかずるいとかではありません。技術です。食べ物の写真を撮る際に、美味しそう!とか盛り付けがかわいい!と強調するのはズルくないでしょう。より理想の形にしているだけです。逆に強調する必要が無い場合はしなくてもいいんです。そういう手法の一つです。

「上手い」と「好き」は一緒の時もあるし、違う時もある

そもそも、上手い人っていうのは、撮る前のセッティングやら狙った席選びをできたり、与えられた条件で自分の理想の写真が撮れる人だと思っています。

席の位置、レンズ、カメラ、事前セッティング、撮影、切り取り方(構図)、これらで60点を確保しておいて、残りの40点をレタッチで加算していく。

この考えは、2021年1月時点での自分の考えね。

1年後ぐらいにまったく違うことを言っているような気もします(笑)

それから、ぶっちゃけて言ってしまうと、上手い下手もありますが、自分が好きかそうじゃないか、という点で写真を見るようにしています。

上で偉そうに〇〇が何点だーとかぬかしておりますが、視覚を通して感じるのが写真だと思っているので。

音楽だって映画だって、絵画だって好きなタイプとそうでないのってあるでしょ、あれと同じ感覚。

カッコいい!素敵!かわいい!って思えればそれでいいじゃん

っていう話でした。

まずは真似からでいいんじゃね?

カメラを既に持っていて、会場に持って行っている方、これだけプロレス人口やカメラユーザーが増えて、SNSに写真をバンバンアップしている時代です。団体やレスラー名でハッシュタグをつけている写真もいっぱいあります。そこから探してみて、自分が見て、素敵だな、好きだな、という写真をアップする方をチェックしてみてはどうでしょうか、自分が撮った写真をその人の写真をお手本にアプリやレタッチソフトで近づけるかどうかを試してみるといいです。ある程度近づいて満足できればそれでよし。そこで撮影設定がダメだったのかなぁとか機材のレベルアップが必要なのかなとか考えてみてはどうでしょうか。

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