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寄り派?引き派?顔を撮る

カッコイイと思う時、ポーズを出す時、技が決まる時、痛そうな顔をしている時、腹を抱えて笑えるシーンだった時、まぁ色々ありますけれど、どんな時であれ、「顔」を写したいと思うのが常。後ろや横を意図的に撮ることもありますが、私の場合は「表情」を優先して撮ることを意識してます。

顔を撮る方法は主として3つ

バストアップ(胸元から上)で撮るか、全身を撮るか、はたまたリング全体や会場全体も含めて撮るか。

どれにも良さがありますね。

バストアップの場合は選手がその瞬間感じている表情が際立ちます。

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全身の場合
コスチュームや身体の姿勢もはいるため、選手が身体全体で伝えたいことを収めることができます。

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会場全体も含めて撮る。会場の空気感も入り込める雰囲気を切り取ります。

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高画素機なら引き気味で、ピントだけ気を付けて撮影しておけばトリミングして自由に構図を決めることもできます。いわゆるミラーレスやレフ機であれば、大概それで納めることも可能。

トリミングに関しては賛否両論というか、撮る方のポリシーにもよりますね。トリミングはしたくないという方もいらっしゃいます。ちなみに私は肯定派。

予測して構図を決める

トリミングなしで、ある程度撮影しながら構図は決めたいですよね。

それを決めるには試合観戦経験による予測が必要です。

予測の例としては

例えば紙テープの投げ入れがOKだった時。リングアナがコールをした瞬間に四方八方から紙テープが投げ入れられます。コールされる前に選手とリング全体が構図に入るよう意識して、リング全体が入るように撮ってみたり。

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試合中なら対角線のコーナーに選手が振られた場合、次の動きとして予測できるのは相手方が突っ込んでくるということ。その前提でコーナー側でピントを固定する、いわゆる「置きピン」方法で、当たる直前から当たる瞬間までを連写で撮り続ける方法。

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定番ムーブを狙う

選手によっては、試合中に必ず取り入れる同一の動きを見せることがあります。定番ムーブといわれるもの。ある意味、鉄板ネタですね、これを出したら盛り上がる!みたいな。

例としては、新日本プロレスの小島聡選手

コーナーで連続チョップ⇒対角線に相手を振る⇒追いかけてエルボーアタック⇒引きはがして「いっちゃうぞバカヤロー!」⇒ダイビングエルボードロップ

プロレスリングフリーダムズの葛西純選手の
ゴーグルを頭にかけて、コーナーに登ったら、シュワッチ!シェー!→パールハーバースプラッシュ

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観戦回数を重ねてくると、同じような写真ばかりになってきますので、私はいろいろ試したりもしています。どの画角が自分にとって、しっくりくるのか写真を振り返ってみてみるのも面白いと思います。

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