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「やり抜くこと」をほとんどができない訳

おはようございます。みなさま如何お過ごしでしょうか?

タイトル画像はもうすぐオープンする激辛フライドチキンSHOGUN FRIEDのCMです。

そして僕は今日も元気です。富山にいると心の豊かさゲージがどんどん上がってくる感じがするのでやはり田舎ものなんだろう。


最近SHOGUN BURGER金沢店のあきらがオーストラリアに夫婦で旅行に行った。
あきらは小学校から、そして中学からの同級生であり、幼馴染なのですが、僕が両親の焼肉屋を継いでから手伝ってくれていて、そのまま社員に、そして店長に引き込み10年ぐらいが経つ。

結婚を機に1年半ほど前に富山から金沢に移住することになり転職をしたいと言ってきた。

僕はそのときにSHOGUN BURGER金沢店の店長をやって、そのあとに大将軍金沢店やってみないか?と誘ってみたんだけど、色々考えてくれてSHOGUN BURGER金沢店の店長になることを決めてくれた。


その時のSHOGUN BURGER金沢店は恐ろしいほど売れていなくて、いい時で300万ぐらい、悪い時は200万円台の売上を出す、ブービー賞まっしぐらの店舗だった。クロスゲート金沢自体の集客力も振るわず、今でも撤退している店舗が多い。

飲食店経営をしていて、非常に難しい鬼門のような店舗だった。

社内の多くは金沢店に「絶対に売れない、閉めた方が良い」と言ってきたがそれを無視し続けた。たしかに社内のメンバーには迷惑をかけるし、負担をかけるが、撤退するだけでもウン千万かかる代物だ。


正直、あきらは子供の時勉強もできず、社会人になっても天然ボケすぎて、やばい人間なんだけれど、売上を上げることができる人間だった、そうやり抜けるタイプの人間だった。だからこそ、金沢を最後にあきらに託したのだった。

あきらに最初に伝えた。


唯一勝てる策がある。

と、ずっと思っていたのだけれど、それは




海外の方に向けて日本のバーガーを売ることに超特化することだった。



これで一点突破しかないと、就任したあきらにも伝えた。


なんと、


遂にこの8月SHOGUN BURGER富山店の売上を越してしまった。あっぱれすぎる。ずっと負けてたやつらが、ジャイアントキリングを起こしちゃいました。

SHOGUN BURGERに入って、慣れてきてから着実にあきらはインバウンド対策を行った。地道に売上がなくてもコツコツと同じことをやり続けた。

もともとあきらは海外の方とコミュニケーションが好きで、10年前から、パリでお店をやりたい、そして今でもパリでSHOGUN BURGERをやりたいと言っている人間だ。簡単にフランス語と英語も話せる。

その特徴も活かして、海外の方が旅行に来た時に楽しめる、金沢のSHOGUN BURGERを作っていったのだった。

色々やりつづけてる施策はあるが2つぐらいご紹介すると、

まず1つめは、チェキで観光客の方の思い出作りに貢献すること。


手作りの国旗でかわいいよね。今40何カ国以上の方が来てるらしい。


その証にSHOGUN BURGERのグーグルの口コミなどを見てもらえるとうれしいが、たくさんの旅行客の方の感謝の言葉が溢れている。
そして丁寧なあきらのお礼と、時には謝罪がしっかりと返信されているのがすべてのマネージャーたちは見習うべきだと思う。

2つめはグーグルマイビジネスにひたすらこだわること。

■お客様とコミュニケーションを取る(味の感想や旅行のことを聞く)

■よかったらグーグルの口コミもお願いします♪

■良かったと思ったお客様は口コミを書く

の流れを毎日、毎日行ったようだ。

今食べログからグーグルマップに飲食店の流入は置き換わったし、
特にインバウンドはグーグルが強いことが僕の中では確信を持っていえる。

この口コミ数と点数で飲食店の売上は変わる、必ず。(これだけでこのnote50万円ぐらいの価値があると思う)


売上が上がってくるのは3ヶ月間後、4ヶ月後、長ければ6ヶ月ぐらいかかる。

やっているうちに正解なのかまちがいなのか?がわからない。

それを継続して同じことをやり続けることがすごく難しいし、(もちろん分析をして勝率は上げるが)
売上が上がらないのを毎月落ち込みながら、顔上げて、前向きにやり続けないといけない。

みんなから諦めたら?と流されたり、上司に売上や利益を怒られたり、スタッフに不満を言われたりと中間管理職の店長というのはめちゃくちゃ大変な仕事だが、一度「やり抜けた」やつはめちゃくちゃ強くなる。

そしてタイトルの答えだが、

【やり抜く】ということはすごく孤独で、すごく辛くて、すごく努力が必要なことだから、だからほとんどの人がやり遂げることができない。

80%以上の人間が、他者のせいにして自分に指を向けないから、だからやり抜くことができず、目標を達成することができない。

そもそも【やり抜いた】あとの光景を一度も、見たことがないから、なかなか言ってる意味がわからないし、感覚が掴めない、でも1度勝利を掴んだ人間はすごく強くなれるし、成長スピードが急激にあがる。



あきらは今、大幅に売上達成をし、ライバルのSHOGUN BURGER富山店にも売上を抜かし、オーストラリアに夫婦で旅行に行っている。もちろん会社公認だし、金沢店のチームメイトもサポートしてくれている。

SHOGUN BURGER金沢の働いているスタッフ達はあきらがいなくてもお店が運営できるようなレベルまで成長してきている。

さらには「SHOGUN BURGERの社員になりたい」と言ってくれるアルバイトスタッフの子もいる。有難い。そしてあきらの店長としてのレベルの高さが見える(何度もいうけど、あきらはプライベートはめっちゃアホです)


これは結構前の写真だけど、この前も飲んだね。本当いいチーム。

あきらは給与も賞与も上がり、次は大将軍金沢店の立ち上げ店長をやってもらう。


そうそう、
20代のガネーシャ社員、店長の候補募集があったら絶対にすぐ手をあげた方がいい、店長になれるなら、早ければ早い方がいいんだから。

僕自体は、こんな感じでハードなnote書いているけど(笑)
21歳から32歳ぐらいまで店長やってたから、成長できたからね。

Ps.あきら自体は関わる人々全員に感謝しまくっているので、へんなやっかみだけはご勘弁をどうぞよろしく。


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