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シニア ライフシフシフターの広場

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50歳代からのシニア世代にとって、定年までの期間をいかに過ごし、定年後の人生ライフシフトをデザインしてゆく事は大切です。 でも、どのようにデザインし、ライフシフターとしての自分を…
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2019年10月の記事一覧

自然との対話

茅ヶ崎には、大岡越前守の縁寺があります。
我が家から2時間は5キロメートルの散歩コースの一つです。

金木犀の甘い香を感じながらの散策は、心地よく心に染み渡ります。

ホスピタリティ・マネジメントを学ぶシリーズ その2

『ホスピタリティ』と『サービス』の「追求要素」の違いを知ろう!

皆さんは、この違いをご存知ですか?

一般的なイメージは、ホスピタリティは「おもてなし」、サービスは「役務提供」的なものではないでしょうか。

『ホスピタリティ・マネジメント学原論(服部勝人教授)』からの引用させていただきます。

-Quote -

【サービスの追求要素】
・サービスはすみやか行う『迅速性』

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「人生時間」を考える  その4

8. 他覚的に自分を見つめる時間

私自身、64歳になっても自分自身の性格や特性、そして潜在能力を「自覚」しているつもりで、実のところ客観的ないし「他覚的」な自分を認識出来ていないのではないか!と時々思うことがあります。

「私の性格や気質は〇〇だ!」とか「私は△△の能力がある」と思っている自分と、社会や周囲から見られ、評価されている『他覚的評価』にはギャップがあるものです。

私は、

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『博学』と「徳』

組織社会で働く人々にとって、「知識」は自己価値を高める「知の資本」です。

IQが高く、記憶容量の大きな「脳力」を持つ一般的に「優秀」と呼ばれる方々は、「博学」を駆使しながら、複雑社会の中で「組織貢献」(成果を出して価値創造に寄与)します。素晴らしいことです。

でも、忘れてはならない事があります。

組織は人間集団であり、理屈・理論、実績・成果だけで動くものではありません。

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『人に寄り添う』社会の在り方とは!

昨日は、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が執り行われました。

 平安時代の初期に由来をもち、即位関連行事のなかで最重要とされている儀式であり、宮殿で最も格式が高い松の間で執り行われました。

 陛下は、天皇だけが着られる装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を着用されて、高御座に上がり、即位を国の内外に宣言するお言葉を述べられました。

中でも『世界平和と国民に寄り添う...』の言葉は

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「人生時間」を考える  その3

6. 日本社会のパンクチュアリティ!
-時間厳守社会のPros and Cons -

日頃、電車に乗っていると1分の遅延があれば、車内放送で『到着が遅れご迷惑をおかけしました....』なる放送が聞こえてきます。

日本の社会意識ですよね。
日本は、JRを始めとした交通機関の「定時運行」には定評があります。
利用者としては安心感があります。

でも、ふっと思った事がありました!

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【豆知話シリーズ その1】 『真菌』カビの不思議を学ぶ

広島のファンガス研究所の田頭さんから、「真菌」(カビ)の世界について話を伺いました。

総務FMプロにとっても役立つ情報です!

ファンガス研究所は、『病的微生物の分野において、調査し危害発生防止のための排除・抑制の措置を行うための研究を日々行い、研究結果に基づいた高性能洗浄剤の開発・製造と、それらを用いた施工方法の確立・提供まで、トータルソリューションビジネスを行っています。』(webサ

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「人生時間」を考える  その2

3. 時は金なり」のストレス社会!を変革する

現代はスピード化の時代です。
何事も早く、早く、早く......と、迅速かつ効率的に、お客さまを待たせないサービスこそが価値を生む!との考え方は、よく「時は金なり!」との言葉で語られます。

仕事の生産性を測定する場合も、「時計時間」の要素は重要視されますし、質の高い仕事を短時間で行なえば「優秀な人材」との評価に繋がります。

一方、こ

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ハイブリッド思考の勧め 『感性思考』という視点の大切さ!

組織で働く方々は、人事部が用意した「社内研修」や「育成プログラム」を「業務時間内」に仕事として受講された事があると思います。
また、自己啓発コースなども用意され、学び意識の高い方は「業務時間外」に学ぶ機会もあります。

人気のプログラムの一つが「〇〇思考法」のコースです。

『クリエイティブ思考』

『デザイン思考』

『ロジカルシンキング』

『システム思考』

などは、

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経営者をその気にさせて「納得感」を醸し出す説得術と思考法

今朝のテーマは、組織内のコンセンサスを醸成してゆくプロセスと説得術並びに思考法についてお話します。

組織の基盤を支える総務・FM仕事は、組織運営を円滑かつ合理的に推進する為の「経費」や、組織行動をより活発にしてゆく為の投資等を行う、いわば「お金を使う」部門です。

その役割と提供価値をあまり知らない人たちからは、何ら付加価値を生まない『コストセンター』と呼ばれていますが、なかなかどうして

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エイジレスカルチャーの世界 クリエイティブ・センス・レボリューション

「人は老いるもの」との摂理。

生命体である人間の体は生理的・物理的に何年持ち堪えられるのでしょうか。

一説に拠れば160年は持つ!との話も有れば、一般的には120年と言われています。
現在のギネス記録では122歳!

人生100年時代に入り、医療技術の進化と共に、一段と平均寿命が伸びてくる未来社会。

元気で運動もできる100歳!
(因みに,今の世でも105歳の宮崎秀吉さんは1

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「場」つくりで認識しておくべきネガティブ意識の人たちの特性と活性化手法!

人間が集団を作り何かの目標を持つと、目標に向かいポジティブ意識を持つ人たち(概ね10-20%)と、人任せの風見鶏ニュートラル意識の人たち(概ね60-70%)、そして何でも反対&ネガティブ意識を持つ人々(概ね10-20%)に分かれる傾向があります。

『2:8の法則』ともいわれます。

人間集団の特徴の一つです。

ネガティブな意識を持つ人々には共通項があります。

脳科学者の林成之

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経験したことのない台風の脅威

大型の台風19号が接近しています。

私の住む茅ヶ崎は予想進路の真ん中にあり、直撃を受ける可能性が高くなっています。

家のベランダや屋上を、暴風モードに変えてはいるものの、『備えあれば憂いなし』とは言えない自然の猛威は、ひたすらじっと耐えるしかありません。

場合によっては避難を余儀なくされることも....

今のところ『通電』しているので、テレビでの台風情報をリアルタイムで見れ

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「人生」での「余生」とは?

今日の日経新聞の2面に

【真相深層】なぜいま年金増額か 就労促進どこまで実現?:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50775000Z01C19A0EA1000/

との記事があります。

冒頭に、
『余生という言い方がある。手元の辞書を引くと「引退して余生を田舎で楽しむ」という例文が出てくる。文字どおり現役を退いた後の気ままな暮ら

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