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鵞足 よくわからん

おはようございます。大心です

鵞足について勉強しているのですが解剖がよくわからないです

鷲足について

キャプチャ

起始停止や作用については上記になります

悩み①鷲足はヒト特有のものなのか?

支配神経が別の筋たちが一か所につく。下腿の外旋制動が大切だよ!と言っているように感じます。鷲足って人間特有なのか?ほかの動物もあるのか?気になります。ヒト特有のものであれば二足歩行において下腿を外旋させながら伸展していくことで過外旋を抑制するためにある機構と考えています。これをどう調べたらいいかがわからない…これはただの興味です。

悩み②鷲足と周辺組織

鷲足とMCL(内側側副靭帯)

解剖学の本には、鷲足の付着部を見ると鷲足の事がメインで周辺組織との兼ね合いを書いていない事がほとんどです。気になっているのはMCL浅層と鷲足の付着の関係です。MCL浅層はエコーで観察すると長いです。解剖学の本で見ても全長7cm程度と記載されています。下腿側に長いんですよね。

MCLと鷲足が隣接しているのか?隣接しているのであれば緊張が組織間で伝わってより外反制動に働くか?そのあたりを鷲足の筋を着目していかないといけないのか?…と考えています

鷲足と神経

隣接するのはMCLだけではありません。伏在神経や内側膝神経、MCL遠位の深層にある内側下膝神経などの神経群も気になります。資料が少ない

調べる能力値が低すぎて困ります。鷲足炎を呈した症例で鷲足周囲の腫脹が周囲神経をアンカリングや圧迫させて疼痛を引き起こすそんなこともあるのではないでしょうか?そのためにも鷲足にたいして近位に何神経、遠位に何神経と理解しておくことで、圧痛の確認や治療の介入方法が変わってきそうですよね。

悩み③結局、なにするのがベストまたはベターなのか?

鷲足が由来の疼痛は、識別テストが有効だとされています。各筋を伸長させて疼痛がでるかどうか?さらにそれが出なければ筋の問題でなく鷲足滑液包炎の可能性を疑うということ。

また鷲足炎を引き起こす原因として、膝OAやスポーツ障害があげられます。下腿アライメントが正常と逸脱するからだと考えられています

が、スポーツ障害はスクワットやフロントレンジなどのブレーキ動作の際にKnee in toe outがおきて下腿が外旋してしまい鷲足に遠心性のストレスが加わって疼痛が出現することが言われています。納得。

しかし、膝OAは下腿が内旋すると言われています。(まずここよくわからん)後内側に骨棘ができてしまってそれが摩擦ストレスで腱が痛むのか?それとも外反の際に下腿が外側へ偏移する際にストレスが加わっているのか?発生機序はスポーツ障害の鷲足炎とは別物として考えてもよさそうだと考えています

発生機序が違うのでその症例がどんなストレスが加わって疼痛が出現しどうすれば疼痛が減弱するのかを評価していく必要があります

じゃあ治療介入アプローチはなにすんの?

悩み④治療アプローチが色々あって困っちゃう

自分のアプローチがあっているのか悩んでしまいます

ストレッチ

まず、トリガー筋の緊張を抑制させたいですよね。腱部へ伸長ストレスが加わらないようにするために筋腱移行部を徒手で押さえて腱部が延ばされないようにしながらストレッチを行っています。

物理療法

滑液包炎や腱炎へは超音波をやっています。組織の修復や炎症を抑えます。炎症起こっているところはなかなかアプローチできません。

アライメント修正

①運動療法

下腿アライメントで下腿が外旋して疼痛が出現してしまうようなら下腿を内旋させるような運動を行います。他動でも自動でも行います。下腿だけでなく股関節や足関節、足部の確認もしなければなりません。

②テーピング

下腿内旋方向へテーピングを巻いて外旋抑制をかけることをしています。足のアーチなどを上げる誘導をするテープを巻くこともあります。

③インソール

足の問題で毎度テープを巻くのが大変な場合はインソールの作成もします。

動作指導

どの運動で痛いか?(動作時の関節運動)を説明して修正して動作練習を行います。難しいです。理解してもらうのに時間かかります。

おわりに

とりあえず悩みをここに書いておきました。どなたかアドバイスいただければと思います。他人まかせかい!

でも悩んでいるので本当になにかお話してくれる方、募集中です

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やっていますので気兼ねなく連絡ください!

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