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PDCAは奥深い

マーケターレベル3のダーイシです。
今日は設定した目標達成に向け、
実行の基本的な考え方であるPDCAについて書いていこうと思います。

そもそもPDCAって??

そもそもPDCAは何のことを言っているのか。

P…PLAN(計画)
D…DO(実行)
C…CHECK(チェック)
A…ACTION(改善)

これらの言葉の頭文字を使ってPDCAと呼びます。
PDCAは一方通行的なものではなく、タイトルのイメージ図のように
円状になってぐるぐるぐるぐる回していきます。
このことから“PDCAサイクル”と呼ばれています。

ダメ

マーケティングに限らずサラリーマンをしていると
”仕事はPDCAサイクルを回して進めなさい”と言われることが多いですが、
いざ実践しようとすると何から始めていいのやらと考えてしまいます。PDCAサイクルを回すためにどんなことをすればいいのか、書いていきますが、まずはPDCAサイクルの歴史を振り返ってみたいと思います。

そもそもPDCAサイクルの歴史とは?

PDCAの歴史は古く、1950年頃に日本にやってきました。
この時日本の主流は製造業。ちょうど高度経済成長の真っただ中ですかね。
この製造業の工場の生産ラインにおける品質管理で活用されていました。

当時の製造業における品質管理は、
製造された製品の品質をすべて検査し、
基準を満たさない製品を排除するというかなり地道な(というかほぼ不可能な)品質管理プロセスが主流でした。(ある種日本人らしいとも言えます)

これはあくまでイメージですが、例えば車の生産ラインにおいて
出来上がった車1台1台の品質を検査し、
基準を満たさなかった車を排除するという感じです。
超非効率ですよね。でもこれがどの工場でも実施されていたんです

これを改善するために

品質のバラツキに影響を与える要因を管理できない「特殊要因」と、
管理できる「一般要因」に分け、「一般要因」を好ましい状態に制御することで品質の統計的な分布を一定の許容範囲内に収めるという考え方が提唱されました。

つまり、よく起こる問題に関しては、どんなに悪くても使う分には問題ないレベルまで改善させて、製造されるすべての製品を効率的にかつ問題が起こらないようにすることで、品質の問題発生を特殊要因のみに限定したという感じです。

この一連の流れを経てPDCAサイクルは作られました。

ただ、さすがに70年も前の話ですし、製造業の生産ラインから派生した考え方ですので、近年ではPDCAサイクル自体が改善には不相応というPDCAサイクル不要論というのも出ています。
※代わりにOODAループというものが出ています。
O…Observe(観察)
O…Orient(情勢への適応)
D…Decide(意思決定)
A…Act(行動)

個人的にはPDCAでもOODAでもなんでもよくて、大事なのは考え方だと思っています。
いつも思うんですが、言葉に縛られすぎな識者が多く、結局はとりあえず動いてみるということ。
そしてどんなにうまくいっても、いかなくても改善点は必ずあるから
それを分析して見つけ出し、次につなげていくこと。

これだけなんだと思います。

PDCAサイクルのポイント

PLAN:計画の目標と定め鍵となるプロセスを設定
DO:CHECKで評価できるように実行
CHECK:数値化した結果から評価
ACTION:達成率から分析し改善点を考える

PLANを立てる前に必ずしなければならないことがあります。
それは

「仮説を立てること」

マーケティングをやってきて非常に重要だなと感じたのは
この仮説立てです。

仮説を立てることで限られた時間と少ない情報でベストな回答を効率よく探すことができます。

仮説を立てる

仮説を立てるためにはステップがあります。
①ゴール像の明確化
②解決すべき問題の設定
③問題の解決策を立案
④解決策の進め方を計画

まずはゴール像を明確にします。
ゴールイメージが持てると最終的な成果につながりやすくなります。
その次に、そのゴールの実現において、何が問題なのかを考えます。
最後にそれを解決するために何をするべきか、どういう手段で行うかを考えていきます。

このように仮説を立てることでその後のPDCAの精度が高まっていくわけです。

PDCAの具体的な内容は次回書いていこうと思います。

最後に

GWが始まりましたが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。
私は緊急事態宣言により外に出ることもなく、
家で大人しく過ごす予定です。

まあ大人はまだそれでも良いんですが、
かわいそうだなと思うのは子供ですよね。

そんなイエナカ時間を豊かにするために、
このGWは色んなWeb広告に乗っかってみようかなと思っています♪

もしかしたら新しい発見があるかも!

それではまた!!おやすみなさい🌛

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