「え、なんで私が?」 試験本番〜国家総合職編〜

全ては試験慣れのために。

来たる2021年4月。国家総合職の一次試験を受けました。私が国家総合職を受けた理由は、試験慣れのためです。というと本命で受けた人に怒られてしまうかもしれませんが…… 私の本命試験は労働基準監督官及び国家一般職でした。また、特別区も併願として受けました。しかし特別区は一次が5月の頭と割と早い段階であり、練習できる機会が、国家総合職か警視庁しかありませんでした。難しい試験を受けようと思い、国家総合職にチャレンジすることにしました。

「あれ?解けるかも…?」〜専門試験〜

そして、当日いよいよ私の公務員試験1発目が始まりました。ちなみに、私は法律が得意だったこともあり、法律区分で受験いたしました。国家総合職の試験は午前中に専門科目が行われます。その内訳は、31問が必須解答の憲法、民法、行政法で、残りの9問が選択科目で、私は労働法、刑法、財政学を選択しました。本番解いている感想は、「あれ、解けるぞ?でも選択肢が選びきれない!!」こんな感じでした。2択まで絞れるのにその先が絞れないという感じでした。ただ、全く太刀打ちできないというわけでなく、解いていて楽しかったです。国総でここまでできれば、特別区や国家一般も大丈夫だろ!みたいなメンタルでいました笑

「なにこれ、無理」〜基礎能力試験〜

お昼休憩を挟み、基礎能力試験が始まりました。時間はたっぷりあったので、ゆっくり解こうと思いました。表紙をめくり、まずは文章理解。見える文字はカナばかり。見たこともない西洋の偉人が羅列されており、私の頭では終始何を言ってるのかわかりませんでした。適当にマークを塗り、英語へ。日本語がわからない私が英語がわかるわけもなく、数的へ。元々判断推理が得意だったので、判断はなんとか解くことができました。(それでも半分くらい…笑)数的推理は全くわからず、知識系へ。ようやく知識でまともに解けるようになり、終了。

「え?これ本当に??」〜自己採点〜

当日は本番の緊張感や雰囲気を味わうことができ、試験の帰路はそれだけで満足していました。親しい友人にも終わった報告をし、その日は何もせず、家でゆっくりしていました。翌日、予備校に行き自己採点をしました。少し自信があった専門から。私が持っている赤ペンがすいすい丸をつけていくのです。「え?本当に??」何度見直しても正解でした。これには私もかなりテンションが上がりました。その流れで基礎能力を採点し、もちろん撃沈。しかし、専門でかなり戦えたこと、基礎もこれが最低限かなと思えたことは戦利品になりました。

「まさかね〜」〜合格発表〜

自己採点の結果は… 専門30/40  基礎能力17/40でした。基礎でかなり失敗してしまったので、期待はしていませんでした。それでも発表となると期待してしまうもの。「まさかな」と思いつつ見てみると、私の受験番号がありました。これはかなり嬉しかったです。1年間費やしてきた勉強が、初めて報われた瞬間でした。そして、この合格が後々の本命の試験の自信につながりました。贅沢な話なのですが、二次試験は辞退しました。その理由として、当時面接に自信が全くなかったこと。そして、国家一般や労基でやりたいことが明確にあったことが挙げられます。今思えば、面接の練習になったのかなとは思いますが…

本日は以上です。



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