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グループ写真展「Message from Nature」を終えて

展示1ヶ月前に書いた記事はこちら。
まだ未読の方はよければこちらも読んでみてください。

さて写真展も終わり、気づけばもう2週間が経過しようとしています。
終わってからはプライベートが少し忙しかったのもあり、まとめの記事を書くのも遅れてしまいました。(言い訳です。)

前回の記事が写真展1ヶ月までの話だったので、今回は写真展準備のラストスパートのところからずらずらと書いていこうと思います🫠

写真展の準備

前の記事を書いたのが8/19。
写真展の会期が9/20~9/25。

既に8/19時点ではデータの入稿は終わっており、搬入出のスケジュール等含めて未確定事項などはあまりない状態まで進んでいたので、ラスト1ヶ月はバタバタすることもなくゆったりと構えることができたといった感じでした。
その中でも大きなイベントはというと、9月1週目のプリント確認作業でした!

入稿後のデータを本番プリントしてもらい、実際に富士クリエイトの銀座本店まで関東勢はみんなで足を運び、パネル加工前のプリントを確認しました!

プリント確認の様子


それまでに各自でテストプリントなどはやっていたりしたのですが、実際のサイズの本番プリントを見ると思ったよりも色合いが違う等感じた方もおり、プリントの難しさを実感したという人も多かったのではないかなと思います。
いろいろとありながらも、一部の人は修正データを再入稿しこれで写真データについてできることは全て終わりです!

あとは運営側で費用の計算をしたり細かい雑務などを処理し本番を迎えます。

写真展本番

搬入作業は事前に手配していた業者の方にもご協力いただきスムーズに終わり、いよいよ写真展本番!(もう少し準備のこと書きたかったけど、面倒くさいのでもう本番です。笑)

まず結果から言うと、非常にたくさんの方に来ていただくことができ、おかげさまで大盛況でした!
大盛況というのも想像以上の大盛況でしたので、特に週末は人の少ない環境で落ち着いて見ていただけなかったかもしれないなという反省もあります。。
来場者アンケートや出展者からいただいたフィードバックも踏まえた結果、次回以降やる場合の一番の課題が混雑緩和だと思ってます。。
もし次回やる場合はこのあたり改善できるようにしていきます。(宣言)

ただ、たくさんの来場者の方々と絶え間なく一日中写真の話をする中で個人的に気づくことがたくさんあり、それは自分に限らず出展者それぞれが感じたことでもあるのではないかなと思います。
やっぱり言語化して写真について話すのって難しいながらも、写真家としてすごく大切なことなんだなと改めて感じました。。
本当に自分の写真家人生でもかけがえのない経験になりました。

これはご来場いただいた方々のおかげでもあるので改めて感謝の気持ちを伝えさせてください🥺
本当にありがとうございました!

展示作品

ここでは少しまじめに自分の展示作品4枚を簡単に紹介します。

  1. 爛漫:霧がかる枝垂れ桜。頭上からは雲の切れ間から淡い光が降り注ぎ、日本らしい和の雰囲気と神々しさを合わせ持った1枚になりました。

  2. 幽宴:命の尽きた木々を、死後の世界で草花が迎え入れているといった情景をイメージしながら撮影しました。

  3. 神光:夜明け前は雲海に覆われていましたが、日の出後は雲は散り、湿原に残った霧に朝日が差し込み、幻想的な姿を見せてくれました。

  4. 氷窟:大きな滝の隅っこの方にある小さな流れと水飛沫にもり生まれた飛沫氷を撮影しました。400mmの望遠レンズで撮ることにより、肉眼では見られない世界を表現しました。

今回は日本の春夏秋冬の4枚をセレクトしました。
自分は、迫力のある自然の雄大なマクロな姿と、必死に生きる生命一つ一つ、もしくは命の尽きた生命のようなミクロな姿という、両方の側面から自然風景を撮っています。
こういった様々な側面の自然の姿を春夏秋冬というテーマに合わせて4枚で表現することで、自分らしさをストレートに表現できる作品群になったのではないかなと思ってます。
ギャラリー内を撮った写真だと少し色が変なので元写真も。

ギャラリー内の様子を撮影した写真をこのあと大量に貼って紹介するつもりでしたが、なぜかエラーになるので諦めました。。

写真展を終えて

写真展を終えての振り返りです。
過去に自分が主催となって企画した写真展は3つありましたが、1つ目は3人、2つ目は5人、3つ目は1人での個展だったので、今回の21人というのは圧倒的に規模の大きい展示でした。
人は多いながらもみんなの協力があったおかげで大きなトラブルもなくスムーズに進んでよかったです…
本当にありがとうございました🥺

最後に、今回の展示で個人的に特に印象に残ったこととしては、出展者同士の距離が近くなったことかなと思います!
今回の出展者は年齢・性別・活動拠点・写真経歴などすべてにおいてバラバラのメンバーだったので、みんなで一つにまとまってできるかといった不安が最初は正直少しありました。
しかし写真展を終えると、一人も欠けることなく本当にみんな仲良くなることができたと思っており、そんな心配していたのが嘘だと思えるほど楽しく写真展の期間を終えることができたと思ってます!
こういった少し特殊な機会がなかったら絶対に仲良くなれないような人たち同士の距離もかなり縮まった気がするので、出展者間で生まれたつながりとかも今後大切にしていきたいと思います☺️
企画当初のメンバー選びの段階から、身内感のあるメンバーを揃えるよりもいろいろなタイプの人を集めたいと思っていたので、結果的にそれが大成功だったのではないかといった個人的な満足感も非常に高めでした!

そしてなにより、写真展ってやっぱりいいな~と。
オンライン上でもみんなの写真を見たりすることはできますが、プリントで見て写真家の話を聞いたりする場ってすごく素敵な場だと思います。
一緒に主催をしていた迎井さんとかとも少し話してたけど、こういった形でたまに写真展とかができるといいねと話していたのでまた機会があれば(というよりも機会を作って)やりたいですね☺️

今すぐにでも次のことを考えたい気持ちはありますが、またお前かよ!みたいにならないか不安なので、逆にグループ写真展やりたいという方がいたら是非誘ってください笑

本当はこの3倍くらいのボリュームの記事を書く気満々だったのですが、永遠に公開できなくなる気がしたので一旦以上です🫠
また気が向いたら何か書こうと思います。
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました!!

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